トム・ハンクスがコロナ感染予防を怠る人々への懸念を表明

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トム・ハンクス
トム・ハンクス

未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染拡大だが、トム・ハンクスがマスク装着などの感染予防を怠る人々に対する懸念を表明した。

今年3月、ハンクスと妻のリタ・ウィルソンは滞在先のオーストラリアで新型コロナウイルス感染していることが判明、症状も出て隔離生活を送った。全快し、帰国してロサンゼルスで隔離生活を送っているハンクスはこう語った。

高熱に吐き気、床を這いながらトイレヘ。トム・ハンクスがコロナ発症を振り返った

「明日を迎えるために私たちにできることは3つしかありません。マスクを着け、社会的距離を保ち、手を洗うことです」

7月10日からApple TV+で配信される主演映画『グレイハウンド』のバーチャル記者会見に参加したハンクスは、「とてもシンプルで簡単な行動です。この基本的な3つのことをやらないでいる人がいたとすれば、私は『恥を知れ』と思うだけだ」と発言。「バカにならないで。自分の役目を果たしてください。とても基本的なことです。車を運転していて、スピードを出し過ぎたりしないでしょう。ウィンカーを出して、歩行者にぶつけないようにする。つまり常識なんです」

現在は健康を取り戻した夫妻だが、「10日間ほど、非常に不快な症状に苦しみました。生命の危機がなかったのは喜ばしいことです。隔離期間中、お互いの様子を見るために隔離生活を送りました。急な発熱や、肺に水が溜まるなどの症状が出たら、より専門的な治療が必要だったかもしれませんが、私たちは違いました」と新型肺炎からの模範的な回復の経過を語り、その後も「誰かと接触して、他の人を感染させたくなかったから」と、自主隔離生活を続けた。

「今も同様に隔離生活を送り、社会的距離を保ち続けています。世界中の人がそうするように言われていることです。だから僕たちは大丈夫」と、感染拡大予防のための心がける必要性を呼びかけた。