永山絢斗らの上達ぶりにソフト金の上野選手も太鼓判！『ソフトボーイ』初日舞台挨拶

2010.06.20

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感謝を込めて、サイン入りのボールを客席に投げ入れる登壇者たち。投球フォームは、もちろん下手投げ！

ソフトボールで全国大会に出れば、女子にモテる！　そんな不純な動機で、経験もないのに男子ソフトボール部を作った高校生たちが、ソフトボールの面白さに目覚め、奮闘していく姿を描いた青春映画『ソフトボーイ』。この映画が6月19日に公開となり、キャストの永山絢斗、賀来賢人、加治将樹、中村織央（なかむら・おずの）と豊島圭介監督が、新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。

［動画］『ソフトボーイ』予告編
 『ソフトボーイ』作品紹介

「最初から最後までずっと仲が良かった」と賀来が言うとおり、和気あいあいとした雰囲気の登壇者たち。司会が、撮影で大変だったことについて聞くと、監督が「加治が12回NGを出したこと（笑）」と暴露。加治扮するピッチャーのイシオカがストライクを決めるシーンで、「ストライクに入れるのが難しかったんですよ」と賀来。思わぬ暴露に少々あわて気味の加治だったが、最後には「NGを12回も出し、ストライクが入らずごめんなさい」と共演者と監督に詫びていた。

賀来と加治のテンポ良い掛け合いに笑いが絶えない舞台挨拶だったが、主演の永山はニコニコと笑顔ながらも、何を聞いても「そうですね」と相づちを打つばかりで言葉は少なめ。賀来から「Mr.マイペース」とからかわれていた。

この日は中盤から、2008年の北京オリンピックで金メダルに輝いた女子ソフトボールの上野由岐子選手も登場！　上野選手はキャストとしても出演しているが、その感想については「試合よりも緊張しました！」とコメント。豊島監督は「何の文句も言わずナースルックになっていただき、ありがとうございました」と感謝していた。

また、4人のソフトボールの実力について聞かれた上野選手は「（撮影の）最初の方に（現場に）行ったときは、正直『ソフトボールの試合になるのかな』と心配になった」と本音を打ち明けるも、その後の猛練習でメキメキと上達したそうで「みなさんの努力を感じました」と感心した様子だった。