7月10日に封切られた『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 幻影(げんえい)の覇者(はしゃ) ゾロアーク』。その初日舞台挨拶がTOHOシネマズ 日劇2で行われ、ゲスト声優をつとめた陣内孝則、加藤夏希、塚本高史をはじめ、おなじみの山寺宏一、中川翔子、松本梨香、湯山邦彦監督、そしてスペシャル応援団ゲストとして宮川大輔が登壇した。
子どもたちに大人気の『ポケモン』シリーズ。劇場版も本作で13本目となるが、12作までの観客動員は合計で5,255万人、興行収入は559億3,000万円という大ヒットシリーズとなっている。
主人公サトシの声をつとめる松本は、「13作目」の感慨について聞かれると「スゴイなぁと改めて感じたんですけど、あっという間ですね」と感想を述べた。
一方、陣内が声を担当したのは、悪役の大企業社長コーダイ。最初の挨拶では、満面の笑みで「よい子のみなさん、元気ですか?」と語りかけ、「今回おじさんは、よい子のみなさんのために、悪い人の役をやりました。でも、ホントはすごくいい人です」と説明していた。そして、映画を見て「自分のことだけを考える大人にはならないように」と、よい子たちを諭したすぐ後に、自分のテレビ出演をアピールし始める場面もあり、客席は大爆笑。
ピカチュウと戦うのが夢だったという陣内に、本作の感想を聞くと、「感無量です」とひとこと。そして「私、この役に出会わなかったら、おそらく参議院選挙に立候補していたでしょう」と、翌日の選挙にひっかけた話題で、さらに客席を沸かせていた。
また、13年連続の皆勤賞という山寺。毎回違う役の声を担当しているのだが、「ぜひ来年も出たいと思っています」と意欲を見せ、今度は久々に、人間ではなくポケモンの声をやりたいと明かした。さらに「『ポケモン』と共に『おはスタ』も13年。『おはおは』言い続けて13年」と山寺は話すと、「せっかくなので」ということで、登壇者全員で「おっはー」と手を振り、客席の子どもたちを大喜びさせていた。
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