2000年6月にテレビドラマとして放映され、以来10年に渡り人気を博し続ける『相棒』シリーズ。08年5月には映画『相棒─劇場版─ 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』が公開され44億円を超える興行収入を記録した。その映画版第2弾となる『相棒─劇場版II─』の製作発表記者会見が8月9日に東映の東京撮影所で行われ、レギュラー陣の水谷豊、及川光博、益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志、ゲスト出演者の小西真奈美、小澤征悦、宇津井健、國村隼、そして和泉聖治監督が登壇した。
[動画]『相棒─劇場版II─』 製作会見/水谷豊、及川光博ほか
シリーズ開始から10年目に作られる記念すべき本作に参加した小西は「出来上がっているチームに参加するので、初日は緊張しました」と振り返りつつ、温かい握手と共に迎え入れられたことを報告。そんな小西は、撮影中にメイクルームで水谷、及川と一緒になったことがあったそうで「先にメイクを終えられた水谷さんが部屋を出るとき、『じゃあ、またご縁があったら……』と言ったのですが、その後のシーンは(水谷・及川・小西の)3人のシーンの撮影なのでなんと返答していいのか迷っていたら、及川さんが『そうですね、またご縁があったら』とサラリと返していたのを見て、2人は相棒だな、と確信しました」と、劇中で相棒を演じる2人の息の合った様子に感激したことを語った。
一方、小西と共演した感想を求められた及川は「楽しかったです。明るくて。なんていうか……いい匂いがしました」とニッコリ。続いて小澤も「初共演でしたが、すごくいい匂いがしました」と言うと、及川は「コメント取るなよ(笑)」と文句をつけていた。
また、“犯人役”の希望が叶わず警察庁長官を演じた宇津井。水谷と一緒のシーンがないことを残念に思っていたそうだが、「私の出番の日に、何も撮影がない水谷さんが現場に来てくださって、その気配りに感動しました」と撮影を振り返った。2人は4月に別の仕事で35年ぶりの共演を果たしたそうだが、「長台詞があっても、(完璧に覚えてきているので)現場には台本を持ってこない水谷さんの仕事に対する態度に感銘しました」と褒め称えた宇津井。だがこれについて水谷は「それは、35年前に宇津井さんから学んだこと」と話し、宇津井への敬意を示していた。
6月25日にクランクインし、クランクアップは8月13日の予定。これまでにほぼすべての撮影を終えていて、あとはフィリピンロケを残すのみ。内容の詳細はまだ語れないそうだが、見どころについて「すごい!としか言えない(笑)」と水谷。及川も「言えないけど、右京さん(水谷)の、すっごいアクションがあります」と語気を強めていた。
最後に水谷が「自信をもって言えるのは、『相棒』は見る人を裏切りませんということです」と、出来の良さをアピールし、記者会見は終了した。
『相棒─劇場版II─』は12月23日より全国公開される。
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