官能映画をバリアフリーで! 障害者も楽しめるエロバリ第1弾に愛奏と亜紗美が登壇
視覚障害者、聴覚障害者やシニア層など幅広い人々にエロティックな映画を映画館で楽しんでもらうために企画された「エロバリ(エロティック・バリアフリー・ムービー)」シリーズ。女性による副音声と日本語字幕がついたバリアフリー仕様が特徴のこのシリーズの第1弾が、8月21日より公開。ポレポレ東中野で行われた初日舞台挨拶に、『ナース夏子の熱い夏』主演の愛奏(あい・かなで)と、『私の調教日記』の亜紗美(あさみ)、そして両作品の監督をつとめた東陽一が登壇した。
[動画]『ナース夏子の熱い夏』予告編
[動画]『私の調教日記』予告編
会場には女優たちのファンのほか、身体障害を持った女性や老夫婦なども訪れ、エロバリ体験を堪能していた。
第20回ピンク映画大賞で女優賞を受賞し、その後ピンク映画を卒業した薫桜子(かおる・さくらこ)改め愛奏は、官能的な魅力を放つナースを熱演。舞台挨拶では、「今回、バリアフリー映画ということで、エロティックな副音声と日本語字幕が付いています。少し健常者の方には、情報量が多いので、見ていて忙しくなってしまうのではと思ったのですが、自分が初めて見たとき、そこまで(うるさく)感じなかったです」とエロバリシリーズの感想を述べた。
一方、1週間の調教の末に新たな官能に目覚める女性を熱演した亜紗美は、「去年の夏に撮影をしたので、共演者の男性とのカラミのシーンで、相手に『汗臭くてゴメンね!』と謝っていました」と裏話を披露するも、「ただ、そんなことを微塵にも感じさせない、美しい仕上がりになっています」とアピールしていた。
また東監督は、「初めての試みなのですが、上手く行けは今後もこのようなバリアフリー映画が増えるのではないか」とエロバリシリーズへの期待を語っていた。
『ナース夏子の熱い夏』と『私の調教日記』は9月10日までポレポレ東中野にてモーニングショー公開されるほか、全国順次公開される。また、11月下旬には同じくポレポレ東中野でエロバリシリーズ第2弾が公開される予定だ。
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