人間が消滅し、フクロウがもっとも高度な知性と技術を持つ世界を舞台にしたファンタジーアドベンチャー『ガフールの伝説』。この映画が10月1日に公開初日を迎え、日本語吹替版で声優をつとめた市原隼人と川島海荷が翌10月2日に丸の内ルーブルで行われた舞台挨拶に登壇した。
『ガフールの伝説』作品紹介
[動画]『ガフールの伝説』予告編
今回が共に声優初挑戦。その感想について市原は「楽しかったですね。声だけ入れてもいいんだけど、結局、体も動いちゃう(笑)。どうしたらいいのかなって考え、できること全部をやりたくて、すごく時間が長く感じられた。次にまた機会が与えられたら、今回の経験を踏まえた上で、もっと成長した自分がいるだろうなって感じました」と模索しながらも手応えを感じた様子。
同じ質問に川島は「いつかはやってみたいと思っていたので、こんなに早く挑戦できて嬉しかった。でも、やっぱり難しかったですね。声だけで表現することもそうですが、普段の演技とは違う息の芝居とかも多くて、自分ってこんな声なんだと思いながら演じました」と振り返っていた。
また、実写映画との違いについて市原は「すべてをイメージできるかどうか。イメージトレーニングが一番大事。スタジオで自分の声を聴きながらの収録だったが、映画の音響とニュアンスも違うのかなって思ったので、もっと勉強しなくちゃ」と語っていた。一方、川島は「空を飛んでるシーンで監督から『空を飛んでる感じで』と指示されたけど、飛んだことがないからわからないと思いながら、想像で頑張りました」と奮闘を口にし、会場を笑わせていた。
最後に川島は「この映画は見終わった後、勇気や感動をもらえる映画だと思うし、3Dも今までにない迫力で、見ないと損! ぜひ3Dで見てください」と本作の魅力を語ると、市原も「自分に子どもができたら見せたい映画。正義って何だろう、何が良くて何が悪いのかわからない。けど、相手のことを思う最初の1%が正義につながっていくんじゃないかなって思える作品」とアピールしていた。
『ガフールの伝説』は丸の内ルーブルほかにて全国公開中。
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