仲間と言えどもライバル!? 映画初主演、Berryz工房の須藤茉麻が本音をポロリ

2010.12.04

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人気ライトノベルを映画化した『ライトノベルの楽しい書き方』が12月4日に公開初日を迎え、池袋テアトルダイヤで行われた初日舞台挨拶にキャストの須藤茉麻（すどう・まあさ）、佐藤永典、竹達彩奈（たけたつ・あやな）と、大森研一監督、本田透（原作）、武川アイ（主題歌）が登壇した。

［動画］『ライトノベルの楽しい書き方』予告編
 『ライトノベルの楽しい書き方』作品紹介

Berryz工房の須藤は、これが映画初出演にして初主演。「今までこういう大きな仕事をソロでいただいたことがなかったので、きっとこの話も流れちゃうんだろうなと思っていたら、原作と台本をいただき、本当にやらせていただくという実感が湧いて嬉しかった」と話していた。また役作りについて聞かれると「鏡の前で目力の練習をした」と話し、笑いを誘っていた。

佐藤はこれまでの出演作と違い、今回は共演者が女性ばかりであったことについて「男ばっかりとか、自分が女の子になる役はあったが、女の子に囲まれて演じるのは初めて、女子と喋るのも得意じゃないから、コミュニケーションをどう取って良いのかわからず、最初はイヤでしたね」と告白。司会から「イヤだったの？」と突っ込まれていた。

また、アニメ『けいおん！』の中野梓の声などで知られる声優の竹達は、実写映像が初体験。両者の違いについて聞かれると、「声優は台本とモニターを睨めっこしながらの仕事ですが、実写はカメラとスタッフに囲まれ、常に自分のお芝居を見られているので、最初は恐かったです」と初体験の感想を述べていた。

その後、ロビーにて囲み取材が行われた。ゴダイゴのタケカワユキヒデの4女で主題歌を担当した武川は「（父に）デモの段階で聴いてもらった。映画に使ってもらうと話したら、『向いているんじゃないの』と言ってもらった」と、本作の主題歌についてタケカワから意見をもらったことを明かしていた。

須藤はBerryz工房の仲間の反応を聞かれ、「いつも7人で活動しているので、そのなかで私を見てもらえていたのが嬉しかった。ほかのメンバーも『おめでとう』とは言ってくれますが、『悔しい』と思った子も正直いたと思う」と、意外なライバル意識について言及。「仲が悪いんですね」と記者から突っ込まれると、「そういうわけじゃないけど、心のなかでは思ってると思う」とコメント。芸能界の厳しさを伺わせていた。

竹達は映画の撮影が深夜まで及ぶことに触れ、「声優のアフレコは10時から15時までとか、決められた時間でやっている。映画は朝早くに始まり深夜遅くまで撮影しているので、すごくビックリした。深夜3時に家を出たが、帰ってきた時間も深夜3時。24時間、仕事で起きていたのが初体験で、芸能界って大変なんだなって身にしみて感じました」と語っていた。

『ライトノベルの楽しい書き方』は池袋テアトルダイヤほかにて全国順次公開となる。