人気コミックをドラマ化し、今夏放映された『モテキ』。11月に発売されたそのDVD-BOXのイベントが12月19日にタワーレコード新宿店で開催され、キャストの満島ひかりと大根仁監督がトークショーを行った。
満島ひかりが、若手注目監督の石井裕也と入籍
[動画]第19回日本映画批評家大賞/満島ひかりほか
黒いサルエルパンツ姿で登場した満島。ハイスツールに座った彼女に監督が「こういうイベントのときは、ミニスカートとかはいてきて写真誌に撮られないと」と若手女優としての心得を説くと、満島は「ありえない(笑)!」と一蹴していた。
様々な撮影秘話を交えながら展開したトーク。全エピソードのなかで人気の高いのが第6話で、特に満島扮する中柴いつかがカラオケを歌うシーンに注目が集まっているという。5、6回撮り直しをして大変だったそうだが、満島は、共演者のリリー・フランキーが撮影を見て「若い子の本気っていいねって言って泣いていた」と明かしていた。
また、「一番キツかったのは(主演の森山)未來くんに手をつながれて走るシーン」と満島。運動神経のいい森山は足が速く満島は足が遅かったため、かなりムリをしないといけなかったそうで「あの後から腰の調子が悪くて」と苦笑いしていた。
満島の気取らない魅力が全開のトークだったが、女優としての満島について聞かれた監督は「こういう女優を演出したことは、後にも先にも初めて」とそのユニークな個性について明かし、「動物なんですよね。野生動物といってもいいくらい」とコメントしていた。
終盤には観客からの質問に答えるコーナーも。10月に映画監督の石井裕也と入籍したばかりの満島にファンが、結婚してからもモテ続けたいか聞くと、「好きな人にモテてればいいです」とキッパリ。「モテるとかにあんまり興味がない」と言ってから「男の人もあんまりモテようと思わない方がいいですよ」とアドバイス。「私は1人で十分です」とも話していた。
この日は会場に俳優でもある弟の満島真之介と共にやってきたという満島。イベントの最後には監督のリクエストにより真之介も壇上に上がり、姉弟の貴重なツーショットが披露された。真之介も強い個性の持ち主だそうで、満島は、一時期2人で暮らしていたときにお隣さんから騒音の苦情がしばしば寄せられたと苦笑いしていた。
特典映像がたっぷり詰まった『モテキ』DVD-BOXは現在発売中(税込価格:15,960円/発売:東宝)。
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