女子高生が殺し合いを繰り広げるサバイバル・アクションスリラー『少女戦争』。この映画が1月16日に公開初日を迎え、シアターN渋谷で行われた初日舞台挨拶に主演の石橋杏奈、桐島里菜、及川中監督が登壇した。
初日を迎えた感想について石橋は「撮影がついこの間だったので、もう公開かと思うと、本当に早いなって感じです。これからご覧になられるということで、本当にワクワクしています」と挨拶。劇中での激しいアクションについては「戦いのシーンがあるんですけど、相手もすごい迫力だったので、本当に殺されるって思いながら必死で逃げました」と、迫真演技の秘密を明かしていた。
一方の桐島は、石橋との共演について「(撮影の)最後の方でようやく打ち解け、いいお芝居ができるようになった。最初から仲良くできたらなって思った(笑)」と振り返ると、「撮影の最後の方では、本当にもう終わっちゃうんだ。これからまた撮影したいなって思いました」と笑顔で語っていた。
本作では、撮影時に台風が接近。さぞかし大変だったかと思いきや石橋は「晴れで撮るはずのシーンを、急きょ、雨のなかで撮ることに変更して。避難勧告が出ているくらいすごい場所で撮ったので、すごくスリルがあって楽しかった」と怖さよりもスリルを感じた様子。
これに桐島が「本当に杏奈ちゃんはすごかった。台風で本当に寒くて、(スタッフが)毛布をかけてくれてもビチョビチョで意味をなしていないという状況で、杏奈ちゃんは『雨に打たれるのって気持ちいいじゃん』と言っていた」と証言。すると監督も「本当に豪雨で、雨の量だけだと『七人の侍』くらいすごかったなか、雨のなかでお芝居をさせたので怒っているかなと思ってパッと石橋さんを見たら、薄ら笑いを浮かべていた(笑)」と石橋の意外な一面を披露。「Mっ気があるのかな。でも楽屋だと、結構S系みたいなんですよ」とも話していた。
最後に石橋は「タイトなスケジュールで撮った作品。急に雨の設定に変わったり、結構大変だったので、体当たりで演じた芝居をみなさんに見てほしい。あと里奈ちゃんとの掛け合いのシーンも、夜にお互いのホテルの部屋でセリフ合わせをしたりしたので、とにかくお芝居を見てほしい」とアピールしていた。
『少女戦争』は1月21日までシアターN渋谷にて限定レイトショー公開中だ。
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