第3回沖縄国際映画祭で、3月25日に痛快特撮ヒーロー映画『電人ザボーガー』のジャパンプレミアが行われ、板尾創路、古原靖久、山崎真実、宮下雄也、佐津川愛美と鬼才・井口昇監督が舞台挨拶を行った。
格闘術を駆使する主人公・大門豊を演じた板尾は「47歳のヒーローものなんですが、出来る限りアクションもやりました。足も高く上げたし、大きい声も出しました」と撮影を振り返ってから、「ギャラはたいしたことなかったんですけど」と衝撃告白! また、東日本大震災についても触れ、「『機会があれば、被災地で大変な思いをしている子どもたちのもとに行って、みんなに映画を見せたい!』とザボーガーも言ってます」と、一緒に登壇したザボーガーの言葉を代弁していた。
また古原も「この映画を見ていただいて、元気を出してもらえれば」、宮下も「たくさんの勇気をもらえる映画になっています」とそれぞれコメント。佐津川は「映画祭に参加することがチャリティになっていて嬉しく思います」と笑顔を見せた。
一方、「『ザボーガー』を見てときめきました!」と映画をアピールした山崎も、「(震災後の)こういう状況のなかで沖縄映画祭に参加できてよかった」と話していた。
本作は、1970年代に放映された同名の特撮ヒーロードラマをもとに映画化。原作は『トランスフォーマー』の原点とも言われているが、井口監督は「30年前の特撮ヒーローものなんですが、“特撮大河ドラマ”になっています。『トランスフォーマー』の原点を現代に蘇らせたいと思って作りました。この作品で日本を勇気づけて、日本に“元気”と“熱さ”を取り戻したい」と熱い思いを語っていた。
『電人ザボーガー』は今秋公開予定。
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