今、最もホットな国ブラジルが生んだ“狂気の映像作家”その代表作を一挙上映!
2014年のFIFAワールドカップと2016年の夏季オリンピックの開催を控え、めざましい発展を遂げているブラジル。そのブラジルが生んだ狂気の映像作家・グラウベル・ローシャの映画祭が、6月18日より渋谷ユーロスペースにて開催される。
1960年代に頭角を現し、あのジャン=リュック・ゴダールから、ベルナルド・ベルトルッチらと並ぶ「最も新しい映画監督の1人」と絶賛され、ブラジル映画の新潮流・シネマノーヴォの旗手でもあったローシャ。神秘主義やフォークロア的世界を描き、殺戮、叫び、流血などの喧噪と、恐ろしいほどの静けさとが混在するその作品の魅力は、今もなお色あせることがない。
今年は、1981年に43歳という若さで亡くなったローシャの没後30周年という節目。それを記念して行われる<グラウベル・ローシャ・ベストセレクション>では、『バラベント』(62年)、『黒い神と白い悪魔』(64年)、『狂乱の大地』(67年)、『アントニオ・ダス・モルテス』(69年)、『大地の時代』(80年)の5作品が一挙上映される。
<グラウベル・ローシャ・ベストセレクション>
●時期:2011年6月18日〜
●場所:渋谷・ユーロスペース
詳細はユーロスペース公式サイト(http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=321)をご覧ください。
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