5月14日に公開となった青春ミステリー映画『少女たちの羅針盤』。その初日舞台挨拶がヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有と、主題歌を担当した矢沢洋子、長崎俊一監督が登壇した。
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成海は「本日は無事初日を迎えることができてすごく嬉しい」と挨拶。忽那は「いつもネタバレになってしまうので言えずに、むず痒かったシーンがあった」と明か してから、この日が上映後の舞台挨拶だったことから「殺されてしまう○×○×」とネタバレ発言。「○×○×」部分は劇場で確かめていただきたいが、忽那は「言えて良かったです」とスッキリした様子だった。
本作で成海を相手に初のキスシーンに挑戦した森田は「女の子とのキスって想像できないし、緊張しましたけど、初めてが成海さんで良かった」と告白。この言葉に大きく反応したのが隣に立つ成海で、照れまくりながら「ありがとうございます。光栄です」と応じていた。
その成海と忽那にとって、本作は高校生活最後の作品。自分たちの高校生活はどうだったかと尋ねられた成海は「忽那とは高校のクラスメートで3年間一緒に学校に通っていた。修学旅行も一緒に行って楽しかった」とコメント。だが、その修学旅行もゆっくり楽しめなかったそうで、忽那は「(旅行で)福山に入って1日で帰らなくてはいけなかった。というのも期末試験があったから。福山で2人で猛勉強して、でもワールドカップがあったので見てしまい、全然勉強できず、そのまま帰って2人で地獄のような試験を終えてから、また(福山に)入った」と振り返っていた。
また草刈は、同世代の女優たちと共演したことに関して「4人ともすごく仲良く、常に一緒にいた。寝る前も彩華ちゃんの部屋に集まって、みんなでペチャクチャお喋りをしてたり、撮影が早く終われば4人で晩ご飯を食べに行ったり」と楽しい思い出を披露。自分の部屋がたまり場になっていたという森田も「1ヵ月間まるまる一緒だったので、本当に仲良くなった」と語っていた。
一方、矢沢永吉を父に持つ矢沢は「(主題歌の)話をいただいたときにはストーリーも完成していたので、作品を見た後で歌詞とメロディを作ることができた。映画からは少女たちの葛藤や、その先にある未来への希望という印象を受けたので、特に歌詞にその思いをしっかりと込めた」と話していた。
最後に長崎監督は「撮影からほぼ1年経つが、彼女たちが見違えるように大人へと変わっている。この映画のあのときは本当に一瞬で、キラキラしている時間も本当に一瞬。そんなことを感じてもらえたら嬉しい」と映画をアピールしていた。
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