エマ・トンプソンが脚本・主演をつとめ、わんぱくな子どもたちに、信じれば奇跡が起きることを教える魔法ファンタジー『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』。この映画の親善大使に、今や「尾木ママ」として引っ張りだこの教育評論家・尾木直樹が就任することとなり、5月26日に都内で就任イベントが行われた。
・[動画]『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』尾木ママ、親善大使就任式
冒頭で尾木ママは、今回一緒に親善大使をつとめる子ブタのモモちゃんを抱いて登場。作品の内容に合わせて魔法使いの衣装を着用してきた尾木ママは、「魔法使いの“おばあちゃん”になった感じがしますけど(笑)、“ママ”ですので、よろしくお願いします」と挨拶。
映画の感想については「(エマ・トンプソン扮する魔法使いのナニーが)ケンカをしないとか、勇気とか、力を合わせるとか、信じ合う力とか、5つのレッスンを行うが、震災後の日本の復興にとって大事なことをすべて教えてくれているようで、大事な時期に素敵な映画がやってきたと思う」とコメント。
また、今回、親善大使を引き受けた理由について「日頃から提唱している叱らない子育て論と、この映画の内容が合っていると共感したこと」を挙げていた。
その後、報道陣から、劇中に5つのレッスンが登場するが、尾木ママなら子どもたちにどんなレッスンをするかという質問が寄せられた。それに対し尾木ママは「1つ目は『早く早く』と言わないこと。2つ目は『やめなさい』と言わないこと。3つ目は『大丈夫?』と言わないこと」と立て続けに3つのNGワードを列挙。「大丈夫?」に関しては「『大丈夫?』と聞かれると、『大丈夫』と条件反射で答えちゃう。何の意味もないの、あれは自己満足(笑)」と一蹴。
続けて「4つ目は『ありがとう』という言葉を子どもにも使うこと。5つ目は怒ろうと思う場面で(代わりに)『どうしたの』と優しく理由を聞いてあげること」を挙げ、「全体を通して言えるのは、子育ては愛とロマン。それをこの映画は見事に体現していて、僕のいつものスローガンと一致している」と述べていた。
また、別の報道陣から子どもを叱ってはいけない理由を問われると「叱ると、その場しのぎで嘘をついたり、隠れて同じことを繰り返したりといった二面性が出てくる。それに、叱られるのが恐いから言うことを聞くけど、恐くない人のところでは治らない」と話し、教育評論家としての顔をのぞかせていた。
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は7月2日より有楽町スバル座ほかにて全国公開となる。
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