どこまで伸びる!? 『ハリポタ』新作が15日間で世界興収9億ドル突破し記録を更新

2011.07.29

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ポスター
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現在、世界中で大ヒット公開中の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』。この映画が、公開15日目（7月27日）に世界興収で9億676万ドル（725億4080万円／1ドル80円計算）に達したことがわかった。この数字は『アバター』が持つ18日目で9億ドル突破の記録を上回り、世界最速となる。

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公開15日目現在、『〜死の秘宝 PART2』は歴代世界興収で19位。シリーズ全8作のうち、すでに世界興収では『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』などを抜いており、上には4作品を残すのみ。

シリーズ史上最大のヒット作となっているのが、1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』で、世界興収9億7475万ドル（779億8000万円）で歴代9位の座にある。だが、その差は意外に小さく、『〜死の秘宝 PART2』は15日目だけで世界興収2470万ドル（19億7600万円／米国国内：520万ドル、米国以外1950万ドル）を稼ぎ出しているので、数日で『〜賢者の石』の記録を上回るものと見られる。

となると、次なる興味はどこまでヒット記録を伸ばせるのかということ。世界興収では8位の『ダークナイト』（10億192万ドル／801億5360万円）から3位の『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』（11億1911万ドル／895億2880万円）まではほぼ団子状態で、『〜死の秘宝 PART2』がまだ公開15日間しか経っていないことを考えると、3位まで辿り着くのはまず間違いない。

その上に位置するのが2位の『タイタニック』（18億4320万ドル／1474億5600万円）と1位の『アバター』（27億8227万円／2225億8160万円）。さすがに、この2作品は強敵だ。まずは、『タイタニック』の記録にどこまで迫れるかに注目したい。

（※数字はBox Office Mojo参照）