7年60億キロの宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が、親子の絆の再生を通して描かれる『おかえり、はやぶさ』。この映画の完成披露試写会が1月23日に丸の内ピカデリーで行われ、藤原竜也、杏、前田旺志郎、三浦友和、本木克英監督、JAXA名誉教授の的川泰宣が舞台挨拶に登壇した。
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JAXAのエンジニア助手役で主演をつとめた藤原は「三浦さんとは初めて親子役をやらせてもらい、とても興奮して楽しかったです」とコメント。理学博士役を演じた杏は「撮影前にJAXAを訪問したのですが、ちょうど6月13日で、はやぶさが帰還して一周年だったんです」と運命的なエピソードを披露した。
三浦は「はやぶさ関係の映画が3本ありまして、これは一番最後の作品です。(1作目の主演が)竹内結子さん、(2作目の主演が)渡辺謙さんという俳優さんで」と杏の方をチラっと見ながら言い、笑いを誘うと「なんてったって3Dですからね。3Dで宇宙空間を見ることができる。それだけでも大変な価値がある映画です」と本作ならではのポイントをアピールした。
前田は本作で初共演となった藤原について「普段は優しくて面白いんですが、たまに無茶振りを言ってきたり、撮影中にちょっかいを出してきたり、そういうイケズなところがある」と明かすと、藤原は思わず照れ笑い。また、前田は杏について「会った瞬間、足長っ! と思いました。ビックリするほど長くて、それが第一印象です」と話していた。
今年、世界初の宇宙旅行が実現する予定だが、司会から「宇宙旅行に行けるとしたら何をしたいですか?」との質問が。藤原は「すごく宇宙に興味があるので、UFOを探します」と答え、杏は「遠近法で手のひらに地球を乗せた写真を撮ってみたいです」と回答。
前田は「カップラーメンを無重力の中に出して、泳ぐように食べたいです」と、それぞれが無邪気な夢を語るなか、三浦は「年齢が年齢なので、(宇宙旅行は)断られると思います。それか酔ってゲロゲロしてるか」と消極的な意見。
そこに司会から「宇宙旅行は4分間で1500万円だそうです」という情報が伝えられると、藤原は「4分間だったらもったいないですね。やっぱ三浦さんみたく家にいますかね(笑)」と意見を変更。藤原は杏に「行かないよね?」と聞くと、杏も「格安パックが出るのを待ちます」と現実的に。前田も「1500万円なんて無理やん!」と夢を捨てると、そんな3人を見た三浦が「日本の俳優ってこのスケールですよ」と冗談まじりに言い、会場の笑いを誘っていた。
この日は、宣伝部長として誕生したゆるキャラ「はやぶさクン」が登場。JAXA名誉教授の的川氏は、はやぶさクンに公認シールを貼り、「ぜひ、子どもたちにはやぶさの映画の楽しさを伝えてほしいです」と応援の言葉をかけていた。
『おかえり、はやぶさ』は3月10日より全国公開される。
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