映画『桐島、部活やめるってよ』の主題歌を、高橋優が歌うってよ！

2012.04.24

『桐島、部活やめるってよ』のポスター（左）と主題歌を歌う高橋優（右）
(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ／集英社

2010 年7月に「素晴らしき日常」でメジャーデビュー。サードシングル「福笑い」が2011 年上半期ラジオチャート邦楽1 位を獲得した高橋優が、映画『桐島、部活やめるってよ』の主題歌をつとめることがわかった。

同作は、第22 回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を映画化。バレー部キャプテンで成績も優秀な学園のスター桐島が、突然部活を辞めたというニュースが校内を駆け巡ったことから始まる群像劇。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督がメガホンを取り、神木隆之介、橋本愛らが出演している。

高橋の起用の理由について本作の佐藤貴博プロデューサーは「ラジオのリスナーからの言葉を受けて作り上げられた高橋優さんの『福笑い』。その出来上がるまでのメイキングと、完成した“歌”を聞いたときに、なんて言葉を大事にしている人なんだろう、なんて心に響く言葉を“歌”で伝えられる人なんだろうと感動しました」とコメント。

一方、高橋は、自身初となる映画主題歌を作るため、自ら高知県で行われた撮影現場を訪問し、撮影現場で肌で感じた雰囲気を持ち帰って楽曲を制作。撮影の合間には、校舎の屋上で俳優たちにギター１本で弾き語りを行い、「みんなの思いを受けて作ります！」と約束したそうで、書き下ろした主題歌「陽はまた昇る」には、そうした思いが詰まっている。

主演の神木はこの曲について「本編が完成して初めて見たときにエンドロールで聞かせていただいたのですが、本当にこの映画の為の曲だと思いました。高知の撮影現場にいらっしゃったとき、『撮影現場の雰囲気を持ち帰って、主題歌を書かせていただきます』とおっしゃっていたので、どんな曲が出来るのだろうと楽しみにしていました」と感想を述べている。

『桐島、部活やめるってよ』は8月11日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。