ジョニー・デップが新作『ダーク・シャドウ』を引っさげ5月12日に来日。同日夜に六本木ヒルズで開かれたジャパンプレミアに盟友ティム・バートン監督と共に登場した。
昨年11月に『ツーリスト』のキャンペーンで来日して以来、1年2ヵ月ぶり9度目の来日となるデップは「いつも東京に来ると、みんな温かく歓迎してくれるので本当に嬉しい」と挨拶。
本作のもととなったテレビシリーズの大ファンだったそうで「子どもの頃から(主人公の)バーナバス・コリンズというヴァンパイアに憧れていて、マネをしたりしていました」と明かすと、「いつかはヴァンパイア役を演じてみたいという夢を一番好きな映画監督のティム・バートンと一緒に叶えることができ、本当に嬉しい」と話した。
一方、バートン監督は、本作でデップと8度目のタッグとなったことについて「8回、一緒に仕事をしてきましたが、毎回、ジョニーはまったく違う役を演じているので、違う人と一緒に仕事をしたような気分になります」とコメント。
ファンからの「この作品を通して伝えたいことは?」という質問には、「家族とは奇妙なもの。人生とは奇妙なもの、だからこそ、愛すべきものなんだということを伝えたかった」と答えていた。
一方、デップは「現代に甦らせて会ってみたい人は?」という質問に、ちょっと思案したあとで「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホなんかを甦らせたいですね」と回答。最後は、劇中でバーバナスがやっている決めポーズをバートン監督と共に披露し集まったファンを喜ばせていた。
また、この日はゲストとして大東駿介、平原綾香、LiLico、国生さゆり・甲田英司夫妻、Wコロンのねづっち、マンガ家の内田春菊親子らもレッドカーペットを歩いたほか、イベント終了後に、一旦、舞台挨拶に向かったデップとバートン監督が、再度、レッドカーペットに戻り、残っていたファンにサインをする場面も見られた。
『ダーク・シャドウ』は5月19日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。
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