マーベルを代表する人気ヒーローたちが結集して活躍する同名コミックを実写化し、全世界で大ヒット中のアクション大作『アベンジャーズ』。この映画の日本での大ヒットを祈願するイベントが5月24日に東京・増上寺で行われ、日本語吹き替え版の声優をつとめる竹中直人と米倉涼子が登場した。
同作は4月25日より世界各地で公開となり、公開10日間で全世界の興収が10億ドル(800億円)を突破した話題作。厳粛なお祓いを執り行った米倉は「結構、鳥肌が立ちました。太鼓の音とかすごくて、こんなに派手というか、元気というか、ビックリしました」と驚いた様子。一方、竹中は「楽器の音色がすごくて眠くなっちゃった」と笑わせるも「ヒット祈願は初めてでしたし、すごい感動しましたね。心が洗われた気分です」と満足そうだった。
これまで何度かアフレコの仕事をこなしている竹中に対し、米倉は意外にも本作が初めて。「緊張しました。生まれて初めてやったので、恥ずかしいからカーテンを閉めさせていただきながらやってました」と話すと、竹中は「米倉さんがスカーレット・ヨハンソンの声をやっている。スカーレットの美しさを見ながら米倉さんの声を楽しめ、2倍楽しめる。これが一番だと思いますよ」と絶賛していた。
その米倉が日本語吹き替えを担当するのは、ヨハンソンが演じる女スパイ、ブラック・ウィドウ役。ヨハンソンからは「ジャックダニエルを一杯飲み、タバコを吸ってガラガラ声でよろしく」と言われたそうで、「ですから低めに話したりしています」と、アドバイスを忠実に守っていることも明かした。
そのブラック・ウィドウや、竹中が吹き替えを担当する最強チーム「アベンジャーズ」の司令官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)をはじめ、7人のヒーローが活躍する本作。報道陣から好みのヒーローを尋ねられた米倉は、「ソー(クリス・ヘムズワース)が格好良かったですね。あとはホークアイ(ジェレミー・レナー)とかも。ソーは筋肉系? もちろんそうですね。実物を拝見したんですけど、超格好良かったです。サミュエル・L・ジャクソンさんもすごい格好良くて、一緒に写真を撮ってもらいました。ジェルミー・レナーはクールで寡黙なところと二の腕が良いですよ」と格好良い男性の話だからか、我を忘れて熱く語っていた。
『アベンジャーズ』は8月17日より3D版と2D版で全国公開となる。
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