2012年の本屋大賞第1位に輝いた小説「舟を編む」が、松田龍平と宮崎あおいの共演で映画化されることが明らかになった。
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同作は、辞書を編集する編集部に集う変わり者たちが、言葉を巡って絆を深めていく物語。松田が演じるのは、辞書編集部の中心を担うことになる馬締光也(まじめ・みつや)。宮崎が、その馬締が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢(はやし・かぐや)を演じる。
辞書づくりに人生を捧げるも、辞書づくり以外の能力は低い主人公を演じる松田は「辞書をつくることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」とコメント。
監督は、『川の底からこんにちは』や『ハラがコレなんで』を手がけてきた期待の若手・石井裕也。宮崎は初めての石井組参加について「石井監督の下で、香具矢という大人の女性をきちんと生きることができるように頑張ります」と意欲的。
また、原作者の三浦しをんも「信頼のおけるスタッフ・キャストの方に『舟を編む』を映画化していただけることになり、とてもうれしいです。辞書の世界がどう映像化されるのか、楽しみにしております」と映画化への期待を寄せた。
映画『舟を編む』のクランクインは7月下旬で、9月上旬にクランクアップする予定。来年2013年のGWに丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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