人気シリーズ第23作目となる『007/スカイフォール』の主題歌をアデルが歌うことが決定したと、配給元のソニー・ピクチャーズが発表した。
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アデルはイギリス出身の24歳のシンガーソングライターで現在妊娠中。スモーキーでソウルフルな歌声が魅力で、セカンドアルバム「21」は全世界20ヵ国でチャート1位を獲得し、10月1日現在、21世紀最大となる2400万枚を超えるセールスを記録。第54回グラミー賞では主要3部門を含む最多6部門での受賞を成し遂げたスーパースターだ。
アデルが歌うのは映画と同じタイトルの「スカイフォール」。映画のために書き下ろされた2年ぶりの新曲で、シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でも組んだポール・エプワースがプロデュースを担当しており、10月5日のジェームズ・ボンドの日のUK時間0時07分(日本時間、同日午前8時07分)にアデルの公式サイトで公開される。
今回の起用についてアデルは「最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲といえば、ものすごく大きな注目が集まるしプレッシャーも大きいから。でも脚本を読んで文句なしに気に入ったし、ポール・エプワースも面白いアイデアを出してくれたから、これをやらない手はないって思うようになったの。あらすじに合わせて曲を書くのは初めての経験だから本当に楽しかった。ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったときには、きっと髪を梳かしながら『私は昔ボンド・ガールだったんだから』なんて言ってるはずよ」とコメントした。
『007/スカイフォール』は6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが主演、オスカー受賞のサム・メンデスが監督をつとめ、MI6壊滅を目論む元MI6エージェントとジェームズ・ボンドとの壮絶な戦いを描き出す。映画は12月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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