注目の演技派美少女・三吉彩花が沖縄で初主演映画記者会見/『旅立ちの島唄』

吉田康弘監督(左)と三吉彩花(右)
吉田康弘監督(左)と三吉彩花(右)

沖縄の離島を舞台に少女の巣立ちを描く感動作『旅立ちの島唄〜十五の春〜』。その記者会見が4月15日に沖縄県庁で行われ、主演の三吉彩花と吉田康弘監督、沖縄県文化観光スポーツ部長・湧川盛順らが出席した。

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本作の舞台となるのは沖縄本島から飛行機で1時間かかる南大東島。高校のないこの島で育った少女が、中学を卒業し進学のために島を出る“15歳の春”を迎えるまでの日々が丹念に描き出される。吉田監督はロケ撮影について「南大東島のみなさんには、撮影協力はもとより出演もお願いした。通常の映画撮影では、エキストラには簡単な指示のみでアクションしてもらうことが多いが、南大東島のみなさんは、本作に描かれているような別れを、自分の、知り合いの経験として実感している。だから、状況を説明すると感情移入して、アクションではなく演技をしてくれる。それがこの映画にはとても重要だった」と感謝の思いを口にした。

本作が初主演作となる三吉は、雑誌「seventeen」の専属モデルとして活躍。大泉洋と麻生久美子がW主演した『グッモーエビアン!』の好演でも注目された期待の星だ。もともと沖縄が大好きだったという彼女は「南大東では、撮影の合間に訪れた星野洞がすごく思い出に残っている」と撮影中の思い出を振り返り、「(大好きな沖縄で)映画を撮影できることが嬉しかった」と語った。

コンテンツ産業支援に力を注ぐ沖縄県。同作は沖縄県のコンテンツ産業創出支援事業の3件目となる作品で、湧川部長は「沖縄県はこれからもコンテンツへの支援を積極的に行う。本作のような沖縄県を広く知っていただく契機となる作品はもとより、観光面で沖縄県を訪れたいと思っていただける作品へも取り組みたい」とアピールした。

『旅立ちの島唄〜十五の春〜』は4月27日より沖縄県桜坂劇場にて先行公開、5月18日よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開される。

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