星野源が初主演した映画『箱入り息子の恋』の完成披露舞台挨拶が5月23日に新宿明治安田生命ホールで行われ、星野のほか、夏帆、平泉成、森山良子、市井昌秀監督が登壇した。
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本作は、親同士の婚活「代理見合い」をきっかけに、初めて人を好きになった彼女いない歴が実年齢と同じ主人公が、燃え上がる恋のパワーで爆発的に変わっていく姿と、彼らをめぐる家族の姿を描いた作品。彼女がいたためしがない主人公の健太郎を星野が、彼が好きになるヒロインの奈穂子を夏帆が演じている。
2人はこの映画で初共演。感想を聞かれた星野は「テレビとか映画でずっと見ていて、可愛い人だなって思っていたんですけど、現場に入ってからは、男気があるというか、媚びないというか。可愛いからカッコイイにイメージが変わりました」と夏帆を絶賛。
物語に絡めて「お見合い」をどう思うかという質問には、「相手による」と回答。「夏帆ちゃんが相手なら行きます! 世の中の男性は、全員即答だと思います」と続け笑いを誘うと、妻子がいる市井監督も「僕も夏帆ちゃんが来るなら……」と答え、会場を沸かせていた。
また、この日は吉野家名物“特盛”をはるかに超える超巨大牛丼も登場。実はこれ、健太郎と奈穂子が初めてデートするシーンに吉野家が出てくることと、そのシーンが「映画史に残る“名”吉野家シーン」と評されていることに合わせて用意されたもので、並盛り50人前のボリューム。
このシーンの撮影を振り返った星野は、「撮影中に何度も何度も牛丼が出てきて、ホントに幸せでした。大好きなんですよ」と牛丼愛を告白。以前、住んでいた家の近所に吉野家があったそうで「毎日通っていて、いつもサラダと大盛りの牛丼にご飯少なめを頼んでいました」と自身のオーダーを明かすと、「(撮影では)最高の状態の牛丼が出てきて、みなんさんごめんなさいって感じでした」とニッコリ。
司会から「今は食べてはダメ!」とお預けを食らった巨大牛丼を前に、匂いをかいだりしながら「食べたい、食べたい」と連呼していた。
『箱入り息子の恋』は6月8日よりテアトル新宿ほかにて全国公開となる。
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