話題作続々の園子温監督が最新作『TOKYO TRIBE』で演技初挑戦のラッパーを起用!
東電OL殺人事件に着想を得た『恋の病』やヴェネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞に輝いた『ヒミズ』、原発問題に斬り込んだ『希望の国』など話題作を次々と世に送り出している鬼才監督・園子温。その園監督が、井上三太の伝説的マンガをもとにした『TOKYO TRIBE』を映画化することとなり、鈴木亮平とラッパーのYOUNG DAISがW主演することが発表された。
・園子温監督、次回作にはソフトバンク犬を起用!? そのオーラに「思わず駆け寄った」
『TOKYO TRIBE』はYouTubeでの公開オーディションも話題を呼んでいた作品で、近未来の“トーキョー”を舞台にストリートギャングたちが大暴れする物語。原作となる「TOKYO TRIBE2」(全12巻)は累計200万部を売り上げ、アジアをはじめ海外でも絶大な人気を誇っている。
街を牛耳る「ブクロWU-RONZ」のボス・メラを演じる鈴木は、『HK/変態仮面』の「変態仮面」、『ガッチャマン』の「みみずくの竜」など、濃いキャラクターを演じてきた実力派。本作への出演については「この時代に生きる俳優として、園監督と作品を創れることは、とても幸せです。自分のこれまで培った全てを動員し、園監督の色に頭からつま先まで染まりたいです」と感激のコメント。
役作りについては「憎しみの感情の蛇口をフル開放して、内面・外見ともに園作品にふさわしい強烈なメラを創り上げていきたいです。今回、初めての日本刀のアクションになるので、腕を鍛えるため、片手で木刀の素振りを毎日やっています」と語った。
一方、メラが敵視する「海(カイ)」を演じるのは、一般オーディションから大抜てきされたYOUNG DAIS。北海道を拠点に活動し、HIP HOP界ではすでに才能を高く評価されるラッパーながらも、演技は初挑戦となる。今回の起用については「正直、驚きと信じられない思いでいっぱい」と言いつつも、「挑戦をテーマに、そして自分の可能性を信じて、全てにチャレンジ精神を持って臨もうと思っています。メラ役の鈴木亮平さんには胸を借りるつもりで、体当たりでぶつかり、勉強させてもらいたいと思っています」と抱負を語った。
『TOKYO TRIBE』は8月下旬よりクランクイン、2014年に公開される予定だ。
【関連記事】
・原発事故を描いた園子温監督最新作がトロント映画祭でNETPACアジア最優秀映画賞受賞
・激辛評価の園子温監督が若手2人に65点と64点つけ、まあまあの評価
・園子温監督、二階堂ふみに「すごく愛のある監督」と言われて照れ笑い
・[動画]園子温監督作『地獄でなぜ悪い』予告編
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【舞台挨拶あり】齊藤工が企画・プロデュース『大きな家』公開直前舞台挨拶付試写会に15組30名様をご招待!
応募終了: 2024.11.22 -
『型破りな教室』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.11.29