西島秀俊主演の日韓合作映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』が2014年1月24日より全国公開されることがわかった。
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同作は、第15回サントリーミステリー大賞読者賞に輝いた司城志朗による「ゲノムハザード」(小学館文庫)を原作とした作品。西島扮する主人公の石神武人(いしがみ・たけと)は、ある日、自宅で殺害された妻を発見。呆然としながら突然鳴った電話に出ると、その電話は傍らで冷たくなっている妻からのものだったという衝撃作。
この日を境に石神は、警察を騙(かた)る男たちに追われ、“敵か味方かわからない女記者”や“自分の妻を装う女”に出会うようになる。そうしたなか映画は、彼が自分の記憶が“上書き”され何者かに奪われたという結論を導き、そこに隠された衝撃の真相に辿り着くまでの5日間をあぶり出していく。
本作には西島のほか、主人公の前に現れる敵か味方かわからない女性記者役に韓国の新進女優キム・ヒョジン、主人公の妻を装う女・美由紀役に真木よう子らが出演。メガホンをとったのは、パク・チャヌク監督のもとで助監督をつとめ2006年公開のデビュー作『美しき野獣』が高評価されたキム・ソンス監督だ。
またこの映画は、10月3日から12日まで開催される第18回釜山映画祭に正式出品(コリアン・シネマ・トゥデイ部門パノラマ)されることも決定。10月4日にはワールドプレミアという形で本作が公式上映されるが、それに合わせて西島が渡韓し、キム・ソンス監督やキム・ヒョジンと記者会見&イベントに臨むことになっている。
本作について西島は「キム・ソンス監督と初めてお会いした時に、映画に対する情熱と愛情を強く感じ、ぜひご一緒したいと思いました。脚本はとても複雑な構造をしていて、サスペンス、アクション、恋愛など多くの要素が詰まっています。役のキャラクターもとても難しく、この脚本に挑戦したいと思いました」とコメント。
真木も「監督・スタッフのほとんどが韓国の方という、日本の現場とは違う環境の中でチャレンジしたかったです」と本作出演に至った理由を述べている。
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