松田龍平主演作『舟を編む』が香港で異例の大ヒットロングラン、現地メディアも絶賛!
松田龍平、宮崎あおいらが出演し日本でもヒット作となった『舟を編む』が、香港で異例の大ヒットロングランとなり、2013年度日本映画 限定公開映画部門第1位に輝いた。
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8月22日より香港で限定公開映画として、2スクリーンからスタートした本作。その後、スクリーン数は増え、11月10日時点で興行収入213万香港ドル(約2735万円)、観客動員3万7000人超を記録している。
現地メディアの評価も高く、香港日刊英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」や香港週刊誌「MING PAO WEEKLY」では共に星4.5ポイントの高評価を獲得。さらに香港の著名人らも、「こんなにも涙して満足した映画は久しぶりだ。とても“爽快”な気持ちになった」(蔡 瀾/チャイ・ラン〈香港を代表する文化人〉)、「ぜひ沢山の方に強く勧めたい。仕事を真剣に取り組むというどこにでもあるストーリーが、丁寧に美しくそして魅力的に描かれていて、元気づけられた。情熱や夢を追うことに必ずしも理由は必要なく、“なぜ”よりも“どうやって”夢を追うのかが大事なのだ」(黄修平/アダム・ウォン〈福岡観客賞”を受賞した香港映画『狂舞派』の監督〉)などと絶賛。これら香港映画評論家・メディアによる高評価や口コミが、ヒットの理由と考えられる。
本作は、辞書の編集部に異動になった生真面目で風変わりな青年の恋模様を描いた作品で、第86回米国アカデミー賞最優秀外国語映画部門の日本代表作品にも選出されている。また、アカデミー賞前哨戦とも言われるパームスプリング国際映画祭(2014年1月3日〜13日開催)にも出品される予定だ。
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