少女たちの極限状態を過激に描いて話題となったテレビドラマ『リミット』。この作品のDVD-BOX発売を記念したイベントが11月23日にオートサロンアムラックス東京で行われ、キャストの桜庭ななみ、工藤綾乃、増田有華が登壇した。
本作で今野水希役を演じた桜庭は「このドラマはサバイバルドラマなので、寒かったり過酷な状況のなかで演技をしました。過酷な状況のなか、みんなで役作りをしたことが、演技にも生かされていると思うので、ぜひみなさんDVDをご覧ください」と挨拶。
市ノ瀬ハル役を演じた工藤も「大変過酷なシーンが多かったのですが、現場は本当に楽しくて、素敵な役者さんに囲まれて演技ができ、とても幸せでした」と撮影現場を振り返ると、薄井千影役の増田は「印象的だったシーンは、ななみちゃん演じる水希に頭のなかで殺される回想シーンでした。千影ちゃんは、何度殺されても生還するところは、私よりずっと勇敢だなと思いました」と話した。
また、今までの人生で「リミット=限界」を感じた瞬間はあるかという質問に、桜庭は「海外での撮影に行ったとき、お風呂に入ろうと思いシャワーを出したんです。温度調節が難しくて冷たすぎる水が体にあたって、極限を感じました」とコメント。工藤は「夏休みに学校の行事でカナダにホームステイに行ったんです。海外が初めてだったので、期待を膨らませながら日本で準備をしていたんですが、実際にその場に行ったら何も話せなくて、言葉のリミットを感じました」と振り返った。
一方、「炭水化物抜きダイエットを実践していたことがあった」という増田は、「日々、自分がいかに炭水化物を摂取しているかに気づくんです。本当に野菜とかお豆腐しか食べられなくて。その時たまたまドラマの打ち上げがあったのですが、その打ち上げで行った居酒屋さんのテーブルの前に並んでいる料理がほとんど炭水化物ばっかりで。その場所で私が炭水化物ダイエットをしていることを伝えたら、今日くらいいいんじゃない?と勧められ、結局唐揚げ3つ食べちゃったんです。そのときはリアルにリミットを感じました。1ヵ月くらい続けていたので」と答えていた。
最後の挨拶では桜庭が「深い作品だったので、何度もDVDで見ていただけたらと思います。特典映像も満載なので、楽しんでいただければ」と語り、増田は「このドラマは放送されているときも見ていたんですが、自分自身楽しみにしていたので、DVDを購入されたみなさんにはイッキに見て欲しいと思います。私、死ぬシーンが多かったのですが、息継ぎや瞬きをしていることも多かったので、DVDですと一時停止できるので、その粗を探していただき、楽しんでもらえればと思います」と呼びかけていた。
『リミット DVD BOX(4枚組+特典ディスク)』は税込1万5960円で発売中。
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