人気マンガ家・渡辺あゆの同名人気コミックを実写映画化した『L・DK』(読み:エルディーケー)。この作品の完成披露会見が3月10日に新宿バルト9で行われ、剛力彩芽、山崎賢人、中尾明慶、岡本玲、桐山漣、川村泰祐監督が登壇した。
本作タイトルの意味は“ラブ同居”で、物語は主人公の女子高生・葵が、ひょんなきっかけから、学校一のツンデレモテ男・柊聖(しゅうせい)と同居することになるところからスタート。同居がバレれば学校中の女子を敵に回し、退学にもなりかねない状況で、右往左往する葵の姿が描かれた青春ラブストーリーだ。
葵役を演じた剛力は「すごく難しかったです。原作の葵ちゃんが可愛くて、みんなから愛されていて、柊聖にいじられたりするときの反応が本当に可愛いんですよ、だからそこをうまく表現できるかなって不安もありましたし、ここをうまく伝えられたらいいなっていう思いもありました」と振り返ると、「でも、現場で胸キュンできるシーンもいっぱいあったので、自然な思いをお芝居のなかで出せたんじゃないかと思ってます」と手応えも感じているよう。
一方、モテ男の柊聖を演じた山崎は「久我山柊聖というイケメンツンデレ王子というすごい肩書きの役だったので、格好良くなければならず、そういう格好良さみたいなものは意識しつつも、柊聖はそれ(格好良さ)を狙っているわけじゃなく、狙っていないところも意識しました」と話し、「監督から1人の高校生の男子だよって言われて、それを聞いてから素直に演じられましたね」と続けた。
また、恋人と同居してみたいか? という質問に、剛力は「してみたいなと思いました。今回、実際に同居のシーンを演じてみて、素敵だなって思う部分がたくさんあったので、より憧れましたね」と回答。山崎も「したいですね」と答えると「好きな人と24時間一緒にいられるって、何をしてても本当に楽しいと思うんですよ」と話した。
さらに、理想の同居生活はどんなイメージかと突っ込まれると、「せっかく同居しているからには、ご飯とか一緒に食べたいですし、2人で楽しいことはしたいですよね」と剛力。これに山崎が「テレビを見たり、歯をみがいたり……」と話すと、剛力も「したいね」と言葉をかぶせ、仲睦まじいところを垣間見せていた。
一方、同じ質問に仲里依紗と結婚し、一児の父親でもある中尾は「したいですね」と答えると、「いや、してた、俺」とボケをかまし笑わす場面も。理想の同居についても「女性と一緒に住んでいるわけで、もちろん、ときにはケンカもしますし、そういうことも含めてすごくいいんじゃないかなと思います。衝突することも1つ、恋愛なのかなって気はします」と自身の生活を振り返りつつ、大人の意見を述べていた。
『L・DK』は4月12日より全国公開となる。
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