天才ファッションデザイナー、イヴ・サンローランの栄光と孤独を描いた感動作『イヴ・サンローラン』。トップブランド“イヴ・サンローラン”が初めて公認した本格伝記映画としても話題の本作のトークショーが、9月2日に都内試写室で行われ、叶姉妹がセレブトークを展開した。
・[動画]このイベントを映像で見る/叶美香、好きな人がいる。お相手は自身が出演したあの映画関係者!?
全身をイヴ・サンローランのファッションで揃えて登場した叶恭子と叶美香。サンローラン自身がデザインしたプレミアドレスで「お値段もそれなりに」とニッコリ。胸元が大きく開いたドレスに司会が「下着が見えないですね」と聞くと、恭子は「もちろん下には何もつけておりません」と余裕の表情を浮かべていた。
サンローランと彼を支えたピエール・ベルジェとの関係を主軸にした作品だが、美香は、「天才を支えるということは、並々ならぬ忍耐が必要だということを身近に感じました。天才は何かしら支えなくてはいけない、支えているうちにだんだんハードルが高くなり忍耐強くなっていく、そういうような過程がこの作品のなかでもありますので、見ていただければ私の気持ちがわかってもらえるかなと思います」と、自身と姉・恭子との関係を示唆するようなコメント。
それに応えるかのように恭子は、「私はイヴのように天才ではありませんが、美香さんがいないと私がありのままでいられないのではないかといつも思います。いつも感謝しているのですが、イヴのように後からごめんなさいね、というようなことが多々あったのではないかなと心から思います」と、献身への感謝を口にした。
また、美の秘訣について質問された恭子は、「したいことをしたい時にしたいようにすること。それが大切なことだと思っています。1日1日を大事に過ごしていくということですね」と微笑み、美香は「美は1日にしてならず」と姉・恭子の格言を紹介してから、「服を着こなすにはボディに芸術性がないとだめと姉にいつも言われています。姉は360度完璧。家では裸で、素晴らしいなといつも感動しています」と姉を賛美。
イベント後の囲み取材では、恭子が美香の新たな恋を暴露するシーンも。「この映画ではなくて申し訳ないんですが、美香さんが出演しています『TOKYO TRIBE』の関係の方と連絡を取り合っています」という言葉に、少し慌てた様子の美香は「まだこれからなので、(詮索されると)立ち消えになってしまう」と、そっとしてもらえるよう取材陣にお願い。「どんな方?」と食い下がるレポーターを、「大きく言うと優しい方だと思います」と煙に巻いていた。
『イヴ・サンローラン』は9月6日より全国公開される。
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