今年1番の話題作として、12月23日に封切られた『アバター』。その興行成績が発表され、公開5日間で早くも13億円を超える大ヒットスタートを切ったことがわかった。
これは、お正月の話題作『のだめカンタービレ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などを抑え、堂々の初登場1位となる成績。同じジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』(97年)の日本公開1週目の記録の256%という驚異的数字で、予想以上のハイペースな出足となっている。
一足先の12月18日に封切られた全米では、すでに12月27日の段階で興収2億6415万ドル(約237億円/1ドル90円換算)を記録する大ヒット。全世界でも6億1516万ドルと絶好調で、日本でも興収100億円越えに期待がかかっている。
また、本作は日本全国831スクリーンでの公開で、そのうち、283スクリーンが3D上映となっている。その3D上映館ではチケット代が若干高めに設定されていることから、さらなる伸びも期待できそうだ。
日本で過去、もっともヒットした洋画は、同じキャメロン監督による『タイタニック』の262億円。『タイタニック』のようにロングラン上映となれば、それを超える可能性も十分ある。
『アバター』はTOHOシネマズ日劇ほかにて全国拡大公開中。
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