向井理は女性を振り回すタイプ!? 『パラダイス・キス』完成披露舞台挨拶

2011.05.31

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写真左から新城毅彦監督、加藤夏希、大政絢、山本裕典、北川景子、向井理、五十嵐隼士、賀来賢人、スウィートボックス（挿入歌）

ファッション業界に憧れる高校生たちの姿を描く矢沢あいの人気コミックを映画化した『パラダイス・キス』。この作品の完成披露試写会が5月30日にC.C.Lemonホールで行われ、キャストの北川景子、向井理、山本裕典、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希と、新城毅彦監督が登壇した。

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ヒロインの早坂紫役を演じた北川は、久しぶりの高校生役。制服を着用した感想を聞かれ、「衣裳合わせで着たときにアウトかなって思ったが、まわりが『まだ大丈夫だよ』とフォローしてくれた」と述べると、客席に向かって「半目くらいで見ていただければ」と笑顔を見せていた。

一方、自分のキャラとは違う徳森浩行役を演じた山本は「撮影中にみんなに笑われた」と告白。すごく爽やかで優しく見守るタイプの役を演じたことが理由のようで、「（撮影で）僕が映っているときは景子ちゃんの顔が映っていないんですけど、ずっと（北川が）笑っていてやりづらかった」と話していた。

その徳森とは対照的に、グイグイと引っ張っていくジョージ役を演じた向井は、「ああいうキャラクターをやったことがなかったので楽しめた。振り回すこともあまりないので面白かった」とコメント。司会から「実際の向井はさんは？」と尋ねられると、「振り回す方ですね」と思わず本音（？）が飛び出し、満員の客席からは、女子たちの「キャー！」という声が巻き起こっていた。

そんな2人（向井と山本）から思われる役を演じた北川は、どっちがタイプかとの質問に「やっぱり徳森くん」と回答。「私は振り回されるとビックリしちゃうので、優しい人がいい」と理由を明かしていた。

また大政は、どの男性キャラクターがタイプかと聞かれ、「実和子役をやらせていただいたので、嵐（賀来が演じる役）が一番好き」と回答。同じ質問に加藤は「私自身は振り回されるのが苦手。振り回す方なので、徳森くんをどう料理しようか、と」と答える。こうした流れに向井は「ジョージ、人気なくないですか？」と、少々心配そうな表情を浮かべていた。

最後に北川は、映画の見どころについて「ジョージのセリフ1つひとつに勇気をもらえた。『自分の可能性を信じなければ何も始まらない』というセリフは一番好きなセリフだし、『夢を叶えるのは才能ではなく情熱だ』というセリフもある。共感できるセリフがたくさんあるので、新しいことにチャレンジしたいが一歩を踏み出せない方や、自分を変えてみたい方に、パワーを与えられる作品になっていると思う」とアピールしていた。

『パラダイス・キス』は6月4日より丸の内ルーブルほかにて全国公開となる。