湘南の家で共同生活を送りながら再生する4人の女性を描いた映画『シェアハウス』が11月12日に公開初日を迎え、109シネマズ川崎にて舞台挨拶が行われた。登壇したのは吉行和子、佐伯めぐみ、浅田美代子をはじめ、牧田哲也(D-BOYS)、元モーニング娘。の高橋愛、現役モーニング娘。の譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音、喜多一郎監督の総勢10人。和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
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本作で共同生活を送るのは吉行、浅田、佐伯と木野花(この日は欠席)の4人。吉行は「ホンワカしたイイ話なんですよ。私も楽しく仲良く演じることができました」と語り、浅田は「女4人の話なんですが、みなさんに仲良くしていただき、撮影が終わった後も一緒に暮らせるんじゃないかなと思いました」とコメント。佐伯も「私はこの映画がデビュー作になりますが、こんなに素敵な作品に出会えて、また女優として憧れずにはいられない吉行さんや浅田さん、その他ベテランの方々とご一緒できて、感謝の気持ちでいっぱいです」と撮影を振り返った。
また、吉行が「4人も女性が出ているのにケンカもしないなんて珍しい。普通は監督がハラハラしないといけないのに、そんなことなかったでしょ?」と喜多監督に振ると、「普通はケンカがあるんですか?」と監督が逆質問。「誰か合わない人がいたりすると大変なんですよね」と浅田がにこやかに答えて、観客を笑わせていた。
共演の牧田は、「サーファーでハワイウォーターの販売員をしている役でしたが、久々に仕事を持っている人物を演じたので、そういう雰囲気を出せるようにするのがすごく新鮮でした」とコメント。この日は、司会をつとめた喜多監督に挨拶の順番を飛ばされるなど、いじられ役に徹していた。
また、本作でフラダンスを披露した高橋は「すごく緊張しました。フラダンスは初体験でしたが、レッスンに行ったら筋肉痛になっちゃって」と努力をアピールするも、監督は「愛ちゃんが撮影に参加した2日間だけどしゃ降りだった。後で雨女だって聞かされて……」と恨み節。「でも、とっても可愛く撮れましたよ」と監督からお墨付きをもらい、安堵の笑みを浮かべると、本作に出演するモー娘。9期生のメンバーに対しては「この前、ミュージカルを見に行ったんですけど、9期が頑張っていて泣けました」と先輩らしいエールを送っていた。
その9期生である譜久、生田、鞘師、鈴木は、映画初出演ということで「緊張した」と口をそろえた。「9期の素が見られると思います」(譜久村)、「撮影のぎりぎりまで一生懸命練習して、どうやったら元気に見えるかとか相談しながら演じました」(生田)、「一生懸命さが作品に出ていればいいなと思います」(鞘師)、「普段の中学生の感じが出ていたらうれしいです」(鈴木)と、初々しくも元気いっぱいに答えていた。
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