極限の騙し合いを描いた人気ドラマの劇場版第2弾となる『ライアーゲーム −再生−』。この映画が3月3日に公開となり、TOHOシネマズ スカラ座で行われた初日舞台挨拶にキャストの松田翔太、多部未華子、芦田愛菜、高橋ジョージ、濱田マリ、要潤、新井浩文、野波麻帆、池田鉄洋、鈴木浩介、船越英一郎と、松山博昭監督が登壇した。
2年前のファイナルステージで見事勝利した元天才詐欺師で、本作では心理学の教授として帰ってきた主人公の秋山深一を演じた松田は「なかなか奥深いストーリーになっていると思います。2〜3度見ていただけるといろいろと楽しめると思います」と挨拶。
ライアーゲームに巻き込まれてしまったヒロインを演じた多部は「『ライアーゲーム』初参加で、こうやってファンのみなさまの前に立つのは非常に緊張しています」と語り、謎の復活を遂げたライアーゲーム事務局の最年少事務局員で、決して笑顔を見せないアリスを演じた芦田は「今回この映画でクールな役ができて嬉しいです」と笑顔で挨拶をした。
また要は「昨日、日本アカデミー賞をテレビで見ていて、何で『ライアーゲーム』が入っていないんだろうと思ったら、まだ公開されていなかった」と話すと、「きっと次のアカデミー賞ではこのメンバーでレッドカーペットを歩いている姿が見られると思います」と作品への自信をのぞかせていた。
一方、カルト教団の教祖を演じた船越は「『ライアーゲーム』は見る映画じゃなくて参加する映画だと思います」と話した後、「みなさんに『この映画を見ると幸せになれますよ』と宣伝していただければ、カルト教団の教祖としては本望でございます」と映画をアピールし笑いを誘っていた。
この日は、映画のタイトル「再生(リボーン)」にちなみ、まだ7歳の芦田に「生まれ変わるとしたら何になりたい」という質問が。これに芦田が「秋山深一です。格好良くて頭の回転も早くて」と答えると、秋山を演じた松田は「いやあ、恋しちゃいますね」とコメント。すると、「いやいや、ダメだよ。年の差、年の差!」と、妻の三船美佳とは24歳差の高橋が割って入る場面も。だが、松田が26歳で芦田が7歳と年の差が19歳なことが判明すると、高橋は打って変わって「大丈夫!」とお墨付きを与えていた。
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