マイケル・ダグラス扮するカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーが仕掛ける非情なマネーゲームの行方を描き大ヒットした『ウォール街』(87年)。この作品から24年を経て作られた続編『ウォール・ストリート』のトークイベントが2月1日に六本木アカデミーヒルズで行われ、ホリエモンこと堀江貴文とタレントの夏川純が登場した。
・[動画]『ウォール・ストリート』トークイベント
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「日本のゲッコーは誰?」というアンケートで断トツ1位を獲得したホリエモン。本作の冒頭では、マネーゲームの末に収監されたゲッコーが出所するシーンが出てくるが、自身も逮捕された経験のあるホリエモンは、ゲッコーに自分が重なったと感想を述べた。
この日のホリエモンは就職活動中の学生を前に、ゲッコーの名ゼリフを挙げながら人生の本質について講義。「強欲は善だ」という有名なセリフについては、「彼はちょっと強欲過ぎるんですけど」と苦笑いしつつも、「このセリフにはチャレンジすることの大切さが隠されている」と言い、現状に満足しないでチャレンジし続けることの大切さを説いた。
続いて紹介されたのは「本当の失敗は挑戦しないこと」というセリフ。ホリエモンは「みんなにチャレンジすることを勧めると、『リスクは?』とか『失敗したらどうするんだ』と聞かれるけど、そんなことを考えていたら現状を維持することしかできず、絶対に挑戦はできない」と断言。リスクなど考えずにチャレンジすることの重要性を訴えた。
さらに、「チャレンジすれば失敗することもあり、失敗から学ぶことも大事。小さな挑戦を繰り返し、小さな失敗を繰り返すといいと思う。そこから学習したことが、大きなチャレンジをしたときに役立つはず」とも語り、学生たちは熱心に耳を傾けていた。
その後の囲み取材では結婚したばかりの夏川が「1月1日に入籍しました」と改めて報告。新婚生活について聞かれると、「ノロけちゃうようですけど、すっごく楽しいです」と満面の笑み。秋に挙式を予定していて、目下、式場探しの真っ最中という夏川にホリエモンは、「ウエディングドレスとか似合いそうですね〜。ダンナがうらやましいですね」と話す一方、「ボクは1回失敗しましたから、次は慎重に」と再婚への意欲も口にした。
また、夏川は映画について、「愛やお金など、人生にとって何が大事なのかを考えさせられる作品です。(マネーゲームに)詳しくない私でも楽しめたので、どなたでも楽しめると思います」とアピールしていた。
『ウォール・ストリート』は2月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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