尾野真千子が『心中天使』初日舞台挨拶で幼い日の思い出を吐露

左から尾野真千子、郭智博、桜井ひかり
左から尾野真千子、郭智博、桜井ひかり

心と現実の乖離(かいり)を感じ、空疎さを感じている人々の姿を通じて、現代人の関係性を描いた『心中天使』。2月5日より公開となったこの映画の初日舞台挨拶が渋谷・ユーロスペースで行われ、キャストの尾野真千子、郭智博、桜井ひかりと一尾直樹監督が登壇した。

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満員の会場に4人が姿を現すと客席からは温かな拍手が送られた。そんななか尾野は「映画を見て、幼い頃『今いる自分が、もしかしたらいないのかもしれない』と思ったことを思い出しました」と哲学的な感想を述べてから、「見終わった後に感じたことを話し合ってください。環境によって感じ方が違ってくるはずだと思います。例えば、年齢の離れた人と見に行って、話し合ったり語り合ったりしてください」と観客に語りかけた。

また郭は「僕は役作りはしないのですが、人に『孤独っぽい』と言われるので、それが役とリンクしているのかな」とキャラクターについて説明。桜井は、「ちゃんとついていけるか不安だったのですが、共演者の方々に助けて頂いて安心して演技ができました」と振り返っていた。

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