一筋縄ではいかない驚愕の展開が話題に!
2019年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞(ナディア・テレスキウィッツ)を受賞したドミニク・モル監督によるサスペンス映画『悪なき殺人』が2021年12月3日より公開。スリリングでミステリアスなムードが漂う予告編が解禁された。
・男たちを見るも無残に大殺戮…… 凄惨すぎて問題となった『屋敷女』の監督コンビが贈る最新作
公開された映像では、思いもよらない形で繋がっていく秘密を抱えた5人の姿が露わになる。「疑われる男」は、フランス小さな町で起こった女性の失踪事件を第一に疑われたジョゼフ。そして「夫を裏切る妻」は、そのジョゼフと不倫関係にあるアリス。「秘密を持つ夫」は、アリスの夫ミシェルであり、どうやら出会い系のネットで不倫をしている様子……。
見知らぬ人たちが予期せぬ形で繋がり、小さな町で始まった小さなミステリーが、世界をまたぐストーリーへと発展していく様が描かれている。それぞれの場面が伏線となっており、クライマックスで偶然の輪がつながっていく! 「ハリウッドレポーター」が、<『ファーゴ』と『バベル』を掛け合わせた作風>と絶賛するように、一筋縄では行かない予想外の展開も含め、最後の最後まで目が離せない作品だ。
とある女性の殺人事件。それが物語の始まり—のはずだった
フランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が失踪し、殺された。疑われたのは農夫・ジョゼフ。ジョゼフと不倫する女・アリス。そしてアリスの夫・ミシェル。そう、我々はまだ知らない……たったひとつの「偶然」が連鎖し、悪意なき人間が殺人者になることを。この失踪事件を軸にして、男女がリアルタイムで繋がっていることが紐解かれていき、壮大なミステリーに絡んでいた事実が次第に明らかになっていく。フランスの雪深い山間の田舎で起きた事件は、遠くアフリカのコートジボワールと繋がっていたのだった。
偶然は奇跡にもなり得るが、絶望にもなり得る。幾重にも重なる「偶然」という「必然」を目の当たりにし、私たちは“神の目”で人間の本能、滑稽さ、そして運命の危うさの一部始終を目撃することになる!
『悪なき殺人』は2021年12月3日より劇場公開。12月4日よりデジタル公開。
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