イケてない女子が学校でNo.1のモテ男子にモテコーチをしてもらう様子を描いたラブコメディ『高校デビュー』のイベントが3月8日に東京・原宿のKDDI デザイニングスタジオで行われ、キャストの大野いと、逢沢りな、宮澤佐江(AKB48)が登場した。
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溝端淳平扮するモテモテの先輩にモテコーチをしてもらうヒロインを演じたのは、「Seventeen」誌の専属モデルとして人気の大野いと。本作でスクリーンデビューした彼女はかなり緊張した様子で、間近に迫ったホワイトデーにからめ、男の子からプレゼントされたいものを聞かれると「私だったら“針”が欲しい」と恥ずかしそうに回答。答えの意図が分からず会場には微妙な空気が広がり、ネタをすべらせてしまった大野は泣き真似をしてショックを表現していた。
実は、宮澤と逢沢に名前が“いと(糸)”なので“針”と言うよう勧められたそうで、気を取り直した大野は「本当はイニシャルのプチネックレスが欲しいです」と改めて答えてくれた。
一方、「私は愛が欲しいです」と答えたのは逢沢。司会が「物はいらない?」と突っ込むと「物も欲しいです」と断言し、「欲張りなんです」と照れ笑い。宮澤は「おそろいの物が欲しいけど、ネックレスや指輪だと別れたときに面倒くさそうなので、洋服なんかがいい。洋服だと(すぐに)捨てられそうじゃないですか」と回答。「ペアルックをしてみたい。スニーカーをお揃いで履いたり」と言うと、大野と逢沢も大きくうなずいていた。
その後、行われたのが“忠犬ハチ公”ならぬ“ヌク公”の除幕式。これは、先生役で登場する温水洋一の顔を模した銅像で、劇中では恋愛成就のパワースポットとして登場し、おでこをなでると恋が叶うというもの。大野たちが「恋せよ乙女!」のかけ声と共に覆っていたピンクの幕をはずすと、中からはヌク公と共になんと温水本人が登場。ひょこひょこと前に進み出る温水を見た観客の女子たちからは「かわいい〜!」という声が上がっていた。
初めてヌク公を見たという温水は「映画では見たんですけど、似てますね」と感心した様子。この像はKDDI デザイニングスタジオに飾られるそうで、温水は「1ヵ月設置されるんですよね? いたずらしないでくださいね」と心配顔でお願いしていた。
最後の挨拶で温水は「恋犬ヌク公を作っていただいて嬉しい。好きな方と一緒に来て、おでこをさわっていただければ」と言ってから、「映画はとってもステキな青春ラブコメになっているので、楽しんでいただければ」とアピールしていた。
『高校デビュー』は4月1日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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