瑛太と松田龍平が便利屋のバツイチ男コンビを演じる映画『まほろ駅前多田便利軒』。その試写会が福岡県・博多にあるユナイテッド・シネマキャナルシティ13で行われ、大森立嗣(たつし)監督と瑛太が舞台挨拶に登壇した。
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冒頭の挨拶で大森監督は「(今日は)最速試写で、まだ誰も見ていませんから、決して悪口を言わないように、良いことだけを伝えていきましょう。そこだけ約束してください」とお願い。瑛太は「去年の夏に撮っていて、『やっとこの日が来たか』という本当に嬉しい気持ちでいっぱい。本当に楽しめる作品なので、ゆっくり楽しんでいってください」と語りかけていた。
瑛太と松田をキャスティングしたのは脚本を書き終えてからだが、大森監督は「でも、きっと最初から瑛太と龍平っていうのが頭のなかにあったんだと思います。今までの瑛太とは違うところのある役だったので、そこにやりがいがあったというか、やっぱり新しい瑛太を見てるというのが楽しかったですね」と話していた。
大森監督と瑛太、そして松田龍平は以前からの知り合い同士。本作の出演が決まったときの感想を聞かれた瑛太は、「監督が『ゲルマニウムの夜』を撮る前から知っていて、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』も見させてもらっていて、いつか絶対に一緒にやりたいと思っていました。龍平も同じ気持ちでいたと思います。現場でも頭から『楽しもう!』という気持ちで入れました」と教えてくれた。
本作には監督の父親である麿赤兒と弟の大森南朋も出演。キャスティングの経緯を聞かれた大森監督は「親父はだいたい『わしは就職活動中だ!』とかワケわかんないこと言ってるから、じゃあ出てもらおうかみたいな感じで(笑)。南朋は、メシ食ってるときに『出る?』って聞いたら『おぅ、出る出る』みたいな軽〜い感じでしたね」と笑顔で説明。
監督ファミリーを間近で見た感想を聞かれた瑛太は「いや〜、ホント素敵な光景でしたよ。(現場で)3人で家族写真みたいな感じで撮っているのを見て、和みました」と話していた。
『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
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