大人気のアニメ映画シリーズ『クレヨンしんちゃん』。19作目を迎えたその最新作『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』の完成披露試写会が4月10日によみうりホールで行われ、声優の矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみと、しんちゃんら野原一家の着ぐるみが登壇。舞台挨拶を行った。
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最初に登壇したのは、妹のひまわりを抱いたしんちゃん。今回はアクションスパイになって活躍するという物語で、自分より2歳年上のレモンちゃんがパートナーとなり、レモンちゃんから一人前のスパイになるための「あんなことや、こんなこと、いろいろなことを教えてもらった」と話すと、「トム・クルーズになったオラは、いよいよミッション開始」と胸を張っていた。
さらに「オラのミッションは悪魔博士から、アクション仮面の大切な正義のカプセルを取り戻すこと」と、より詳しく物語を説明すると、「オラ、アクション仮面のためなら一肌脱ぐぞ」とヤル気満々。
その後、声優陣が登場。見どころを聞かれた、しんちゃんの声を演じる矢島は「スパイになるためにいろいろなことを教えてくれるレモンちゃんという女の子と、初めて心が通い合ったかなってシーンがちょこっと出てくる。とても短いシーンなのですが、ほんわかした気持ちになるので好きです」と、しんちゃんのラブシーン(!?)をオススメ。
みさえの声を演じているならはしは、みさえのどんなところを見てもらいたいかとの質問に「全部です!」と即答。観客の笑いを誘うと、「先ほどもお話に出てたレモンちゃん。そのレモンちゃんとしんちゃんが今回、ハンパなく活躍している。みさえは(それを)温かく見守っている立場なので、(出ては)いるんですけど、見逃さないようにしてもらえれば」と話していた。
また、ひろしの声を演じる藤原は、ひろしの活躍ぶりを聞かれ「まあ、温かく見守っているような感じ……」とならはらの答えをマネて、しんちゃん(矢島)から「パクってるよ」と突っ込まれていた。だが、それにもめげずに藤原は「あとは、しんのすけとレモンちゃんの、まあ、みなさん気づくかな……」とパクリ発言を継続。
さらに続けて「矢島さんが収録のときに大絶叫しながら仕事をしていて、感動しました。すごいなと思って」と矢島をベタ褒めする場面も。矢島から「実に嘘くさいです」と返されると、「20年この仕事をやっていて初めて思いました」と話し、矢島からしんちゃんの声で「初めてかよ!」と突っ込まれていた。
ひまわりの声を演じるこおろぎも、ひまわりの見どころを聞かれ「ひまわり的にも全体を見守っているというか、いろいろと危ない目に遭ったりするんですけど、ひまわりとしては家族がいつも一緒にいるので、その逆境をも楽しんでしまうという前向きな感じでした」と話していた。
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』は4月16日より全国東宝系にて公開となる。
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