もしも空港の待合で、若い女に声かけられたら…「ねえ、殺人の経験ある?」
#BECKY ベッキー#アメリ・ノートン#キケ・マイーヨ#シッチェス映画祭#シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021#スプラッター#スリラー#ホラー#ミステリー#ロスト・ボディ ~消失~#小説
完璧な建築家を翻弄する、謎の女の打ち明け話
世界3大ファンタスティック映画祭のひとつで、1968年に創設されたSF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱うシッチェス映画祭。その日本公認の映画祭・シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションが、今年も10月29日より開催される。このたび、目玉作品のひとつ『ロスト・ボディ〜消失〜』の予告編と場面写真が公開された。
公開された予告編は、「完璧な建築」などと大きな講演会場で建築家・ジェレミーが拍手喝采を浴びるシーンから始まる。
空港で飛行機に乗り遅れたというジェレミーに、同じく乗り遅れたという女性・テセルが握手を求めて近寄ってくる。
やがてテセルは、「ねえ、殺人の経験はある?」と問いかけてくる。
眉間に皺を寄せていぶかるジェレミーだったが、「目をつむって私の話を頭の中で思い描いてみて」との言葉に誘われて耳を傾けると、にわかには信じられないといった様子で「嘘は繰り返すと真実になる」と諭す。
やがて徐々に動揺していくジェレミーに対し、人目も憚らずゲラゲラと大声を上げるテセル。
その後、フラッシュバックするように、愛が罪悪感へと変わり、絶望、執着、裏切りから殺人へと至る、謎が謎を呼ぶ不気味なシーンが連続する。
そして動画は、
「完璧とは、何も足せない状態ではなく、何も削れない状態のことだ」
との意味深な言葉で締めくくられる。
・[動画]今回公開された映画『ロスト・ボディ~消失~』予告編はこちら!
空想か? 真実か?? ベストセラー小説の映画化
この作品は、2011年シッチェス映画祭のオープニングを飾った『EVA〈エヴァ〉』でゴヤ賞の新人監督賞に輝いたキケ・マイーヨが、アメリ・ノートンのベストセラー小説を映画化したスリラー作品だ。
大きな成功を収めた建築家のジェレミーは、講演会から土砂降りの中をタクシーで空港に向かう途中、ずぶ濡れの女性テセルに呼び止められ相乗りすることに。ジェレミーは搭乗時刻に遅れてしまい、別の便を取りVIPラウンジでつかの間の時を過ごす。皮肉にもその空港は、かつて彼自身が設計した作品のひとつだった。
そこへテセルも飛行機に乗り遅れたと言って姿を現す。やがて彼女は、殺しや犯罪にまつわる奇妙な打ち明け話をはじめ、徐々に建築家の秘密へと迫っていく……。
テセルの話は、真実なのか空想なのか? そして、テセルの本当の目的とは??
まだまだあります! 恐怖煽りすぎのサスペンス、スリラー、ホラー映画の数々
この『ロスト・ボディ~消失~』のほかにも、今年のシッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションでは、 一見平凡な13歳の女の子が凶暴な男たちを血祭りに上げる『BECKY ベッキー』など、ゴア感満載の作品群が公開される。
全6作品の詳細は、下記の記事リンクを参照して欲しい。
シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2021は、10月29日より開催される。
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