劇団EXILE佐藤寛太、金髪キズだらけで加藤雅也の胸ぐらつかみ「ここからも逃げんのかよ！」
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映画『軍艦少年』予告動画が公開
ヤンキー漫画のカリスマ・柳内大樹によるヤングマガジンの連載が実写映画化され、『軍艦少年』として12月10日に全国公開される。このたび、初めての映像となる予告とメイン写真が公開された。
公開された予告映像は、海に浮かぶ要塞のような長崎・軍艦島が見える街を舞台に展開される。
母・小百合（大塚寧々）を失い喧嘩に明け暮れる息子・海星（佐藤寛太）と、妻を失い酒に溺れる父・玄海（加藤雅也）。海星は玄海の胸ぐらを掴むと、壁際まで押し込み、「ここからも逃げんのかよ！」と怒りを滲ませた険しい表情で拳を壁に突き立てる。
そんな海星は、玄海の幼馴染・野母崎巌（赤井英和）から、玄海と小百合が生まれ育った軍艦島に大切な物を置いてきたと聞かされる。小百合は生前、玄海と軍艦島への里帰りを約束していたのだった。
続いて映像は、自分を見失いもがき苦しむ海星と自堕落な生活を送り続ける玄海に対し、海星の同級生・結（山口まゆ）や友人・純（濱田龍臣）、玄海の同級生・泉（清水美沙）らが励ます様子が映し出す。
「これは俺と小百合の問題なんだよ！」「じゃあオレは、なんなんだよ！」
ぶつかり合う親子の姿を経て、「これはオレひとりでやんなきゃならない気がする」と海星が立ち直ろうとする様子が描かれ、“逃げたくない、自分の心から”というテロップと共に、明るい未来を見つめる海星で動画は締め括られる。
また、同時に公開されたメイン写真は、軍艦島の廃墟を背景に、金髪姿に傷だらけの海星が前を見据える男らしいショットとなっている。
軍艦島に残された大切なもの巡り、葛藤する父子の物語
本作品は、長崎の軍艦島が見える街で暮らす父子の物語。
地元の高校に通う海星と、小さなラーメン屋を営む父・玄海。最愛の母を亡くして喧嘩に明け暮れる海星と、幼馴染の妻を亡くして酒に溺れる玄海は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は父と母が生まれた軍艦島に2人の大切な物があることを知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の知らない手紙があることに気付くが……。
『軍艦少年』は、12月10日に全国公開される。
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