フジテレビ『めざましテレビ』の人気コーナー「きょうのわんこ」。このコーナーで2007年に一匹のわんこが紹介される。それは三宅島の噴火を生き抜いた犬のロック。この犬のエピソードを元にした実話から生まれた感動作『ロック 〜わんこの島〜』の完成披露会見が6月9日に東京国際フォーラムで行われ、キャストの佐藤隆太、麻生久美子、土師野隆之介(子役)、倍賞美津子と、中江功監督が登壇した。
ロックの飼い主である野山家の父ちゃん松男を演じた佐藤は「いろいろなことをみんなで乗り越えて作り上げた作品。6月9日、ロックの日にみなさんに見てもらえるのをすごく嬉しい。撮影は震災前でしたが、3月11日に日本が地震に見舞われ、自分自身もどういう気持ちで初日を迎えられるのかとずっと考えていた。でも、完成した作品を震災後に見て、静かに力強く、前を向いて進んでいる家族像が描かれていて、今みなさんに見ていただきたい作品になった」と挨拶。
強くて元気で、たまに怖いことがある野山家の母ちゃん貴子を演じた麻生は「家族の絆と三宅島への愛が溢れた素晴らしい作品」と話し、彼らの息子で小学2年生の芯を演じた土師野は「家族みんなでこの映画を見に来てください」とアピールしていた。
また、三宅島の撮影で印象深かったことを聞かれた佐藤は「三宅は夜になると静かで真っ暗。そこで夜中の1時過ぎに、電気も消して寝ようと思っていたら、ありえないことにトントンとドアを叩く音が聞こえた。本当にビックリしてしまって、誰が来たんだろうと恐る恐るドアを開けたら、ビールを持った倍賞さんが立っていて、『飲もうか』って」と、とっておきのエピソードを披露。
これを笑いながら聞いていた倍賞は「麻生さん(の部屋)をノックしたが起きなかった」と事情を明かすと、佐藤は「麻生さんはすでに眠られていたので、差しで飲むことになって緊張した。撮影でやりづらいところはないかとか、言いにくいセリフがないかとか、実際のお母さんのように話を聞いて下さり、それ以来、家族としての距離がぐっと近づいた」と話していた。
この日は、『ロック 〜わんこの島〜』のビジュアルがラッピングされたロック号に乗って、犬のロックも登場。佐藤は後ろのパネルを1枚めくり、全国キャラバンマップを見せると、地図上のロックの足跡がついている地域を、『めざましテレビ』のお天気キャスター長野美郷とロックが一緒になって2ヵ月間回るキャンペーンを発表していた。
『ロック 〜わんこの島〜』は7月23日より全国東宝系にて公開となる。
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