黒人の人形を抱える金髪の少女…『シャイニング』を彷彿させるショットなど不穏な写真7枚の謎を読み解け!
#アス#アンテベラム#ゲット・アウト#シャイニング#ジャネール・モネイ#ショーン・マッキトリック#スリラー#パワハラ#人種差別#黒人差別#黒人解放
支離滅裂に思える7枚の場面写真がリンクすることで、伏線が明らかに!?
『ゲット・アウト』『アス』のプロデューサー、ショーン・マッキトリックの手掛けるスリラー映画『アンテベラム』が、11月5日に公開される。このたび、本作品の不穏な空気を象徴する場面写真7枚が公開された。
本作品の本編から切り抜かれたこれら場面写真は、時代劇なのか現代劇なのか時間軸すら曖昧で統一性のない7枚。まさに奇々怪々かつ支離滅裂で、ここからストーリーを読み取ることは不可能かに思える。
燃え盛る建物を背景に松明を掲げる無表情な黒人女性(ジャネール・モネイ)。
スタンリー・キューブリックの『シャイニング』に登場する双子少女を彷彿させる、長い廊下にポツンと立つ金髪の不気味少女が、黒人の人形を抱える写真。
クラシックな黄色いドレス姿で、真っ白な邸宅を駆けていこうとする金髪女性の後ろ姿。
ホテルのフロントに飾られている真っ白な邸宅の絵。
……しかしよくよく写真同士の関連性を探ろうとすれば、真っ白な邸宅をかすがいにして、不気味少女とフロントの絵を時間軸上につないでみたり、綿花畑をかすがいにして、絶叫する黒人女性と陰から見つめる黒人男性の関連性に思いを致したり……いずれも何らかの巧妙な伏線を感じさせるショットばかりだ。
サングラス姿で赤い服、サングラスをした白人女性と同一人物は他の写真にあるのか? 謎が深まる場面写真の数々となっている。
夢か、現実か。人気作家を襲う悪夢の正体とは?
博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった……。
一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデンは、ある悲劇をきっかけに奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが──。
『アンテベラム』は、11月5日に公開される。
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