『SUPER 8/スーパーエイト』が『パイレーツ〜』抜き首位デビュー!
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を担当し、J.J.エイブラムスが監督・脚本をつとめた話題作『SUPER 8/スーパーエイト』が、6月24日に全国520スクリーンで公開となり、5週連続トップに君臨していた『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』を抜き、首位デビューをはたしたことがわかった。
『SUPER 8/スーパーエイト』は1979年の夏を舞台に、8ミリカメラのスーパー8で自主映画を撮影していた5人の少年少女が、貨物列車とトラックの衝突事故の現場に遭遇。偶然、カメラがそこで起こった一部始終を撮影してしまい、さらにアメリカ政府がひた隠しにする“ある秘密”が次第に明らかになっていく様子を描いたSF大作だ。
週末3日間(6月24日〜26日)で興収3億9224万円、観客動員数30万5658人を記録し、同週末公開となった『アンダルシア 女神の報復』をも押さえ、大ヒットスタートを切った。
スピルバーグ監督作『宇宙戦争』に出演していたダコタ・ファニングの妹で、ソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』にも出演していたエル・ファニングが出ているものの、ほぼ無名のキャストでこの成績は希有なこと。また、今年公開の洋画では『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』に次ぐ第3位のオープニング成績に当たり、2Dのみでの洋画作品としては第1位の記録となっている。
観客層は幅広く、午前中はシニア層、昼から夕方にかけてはカップルや親子の2人組がやってくるというパターンが全国的に多く見られるそうで、興収20億円超えの大ヒットも狙えるスタートダッシュとなっている。
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