香取慎吾「日本を元気に！」／『こち亀』完成披露イベント

2011.07.13

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国民的人気コミック「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。その劇場版の完成披露イベントが7月12日に東京国際フォーラムで行われ、キャストの香取慎吾、香里奈、速水もこみち、深田恭子、沢村一樹、伊武雅刀と、川村泰祐監督が登壇した。

・「こち亀」主題歌に「三百六十五歩のマーチ」、香取慎吾が両さんになりきりカバー

「両さん」こと主人公の両津勘吉を演じた香取は「本当に楽しくて、面白くて、明るい気持ちにさせてくれる映画なので、今日のようにたくさんの人に見てほしい。みなさん、今日は『こち亀』がメチャクチャ面白かったとツイートしてください」と満員の客席に向かってアピール！

秋本・カトリーヌ・麗子に扮した香里奈は「みんなで一生懸命、心をこめて作った作品。温かい気持ちになれると思うので、たくさんの人に見ていただききたい」と挨拶し、中川圭一を演じた速水も「完成したこの映画を見て、笑いが止まらなかったし、元気になれた。スタッフの愛がこもった作品です」と本作の魅力について語っていた。

両津が小学校時代に憧れていた同級生で、今回、両津が恋に落ちる桃子を演じた深田は「私はもともと『こち亀』のマンガの大ファン。この映画に出演させていただき本当に幸せです」とコメント。誘拐事件の捜査に当たる黒木警視正を演じた沢村は「何が嬉しいかって、こんなに近くで深田さんのナマ腕が見られるなんて（笑）」とエロトークを交えながらも、「映画のなかでは普段の僕とは違ってシリアスでクールな役柄を演じてます」と見どころを語っていた。

また、この日はサプライズで原作者の秋本治が登場。マンガでは両さんの恋はなかなか書かなかったそうだが、「この映画で両さんが恋してるのを見て、両さんの新しい一面が見れたと思った。本当に面白かった！」と映画を絶賛！「ぜひシリーズ化してほしい。脚本だったらいくらでも協力しますから」とエールを送り、客席からは大歓声が起こっていた。

その後、主題歌「三百六十五歩のマーチ」にちなみ、365人からなる“こち亀応援合唱団”と香取ら登壇者、さらに観客も一緒になって同曲を合唱。

最後に香取は「この作品を通して日本の素晴らしいところ、人情などを感じてもらえたら嬉しい。日本は今、つらく悲しいかもしれませんが、1人でも多くの方々に見ていただき、元気になって帰ってもらえたら最高です！」と語っていた。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ！〜』は8月6日より全国公開となる。