紅白も視野？三谷監督最新作で深津絵里と西田敏行がスペシャルユニット結成！

2011.07.14

深津絵里と西田敏行が共演する三谷幸喜の監督最新作『ステキな金縛り』。深津と西田がスペシャルユニットを結成し、本作の主題歌を担当することが決定した。

映画は、三流弁護士・エミ（深津絵里）が落ち武者・六兵衛（西田敏行）の力を借りて難事件に挑む物語。主題歌は三谷監督自らが歌詞を書き下ろしたオリジナルソングで、タイトルは映画のサブタイトルでもある「ONCE IN A BLUE MOON」。三谷監督は「子どもの頃からディズニー映画でよく使われている、劇中で時間の経過を音楽（挿入歌）で綴るという演出が大好きで、自信の作品でも一度、取り入れたいと考えていた」とコメント。

「とても素晴らしい楽曲ができたので主題歌にも採用することに」と出来映えにも満足している三谷監督は、「歌い手に関しては、エミの気持ち、エミと六兵衛の関係性を歌った曲にしようと考えていたので、『ザ・マジックアワー』でも歌を披露してもらった深津さん、ミュージカルスター、歌手としても大活躍中の西田さんにデュエットでお願いすることにしました」と語った。

また作詞に関しては「カラオケなんかでも歌いやすいように（設定を）限定しすぎず、ラブソングにもなるような色々な意味を含ませることを意識しました」と説明。さらに「できればシングルカットをして紅白を目指したい」と野心ものぞかせた。だが、男女ユニットなので「（紅白に出る場合）紅と白、どちらで出るか……。深津さんは紅と言っていましたが」と悩んでいる様子だ。

「ONCE IN A BLUE MOON」では、殺人事件の容疑者役のKAN、敏腕エリート検事役の中井貴一、エミのボス役の阿部寛、裁判官役の小林隆も参加。「法廷ボーイズ」と名付けられた彼らがコーラスを担当するという。

『ステキな金縛り』は10月29日より全国東宝系にて公開される。