満島ひかり主演ホラーがヴェネチア映画祭で公式上映! 清水監督が謎のウサギと登場

レッドカーペットの様子。左から清水崇監督、ラビット、ヴェネチア国際映画祭ディレクターのマルコ・ミュラー
(C) Kazuko WAKAYAMA
レッドカーペットの様子。左から清水崇監督、ラビット、ヴェネチア国際映画祭ディレクターのマルコ・ミュラー
(C) Kazuko WAKAYAMA

満島ひかり主演の新感覚ホラー『ラビット・ホラー3D』が第68回ヴェネチア国際映画祭で上映され、清水崇監督と劇中に登場する謎のウサギ“ラビット”がレッドカーペットセレモニーに登場した。

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公式上映が行われたのは現地時間9月7日の深夜24時から。途中、映画祭側がラビットを危険物体と認識しレッドカーペットの手前でリムジンから降ろされてしまうというハプニングが発生したものの、映画祭ディレクターのマルコ・ミュラーの一存で登場が許され、清水監督共々、観客の前に姿をあらわし、会場を沸かせた。

清水監督は日本人監督としては初となる同映画祭に3年連続の参加。「3年もよく飽きずに呼んでくれました。前回は1人でレッドカーペッドを歩きましたから、今年は制作チームで歩けたことがとても嬉しい」と語った。

『ラビット・ホラー3D』は海外からも注目されており、すでに80カ国から配給権のオファーや問い合わせが寄せられている。すでに北米での配給は決定しており、配給元となるWell Goは「この素晴らしい才能と先見性にあふれる監督の作品を獲得できて興奮しているし、これらの作品は疑いなく、北米の大きく熱狂的なジャンル映画ファンたちを共鳴させると確信している」と期待を高めている。

また、キャストの香川照之からは「この映画は本質的なパンチ力が鮮やか。ヴェネチアでもアメリカでも、それが観客をKOすることを期待して止まない」というコメントも寄せられた。

『ラビット・ホラー3D』は9月17日より全国公開される。

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