10月29日に全国公開されたホラー映画『ハロウィン KILLS』より、オリジナルキャストの思いが込められた特別映像が解禁された。
・ジェイミー・リー・カーティス、「ショッキングで、怖くて、超バイオレントなトラウマ作品なので覚悟して」
カイル・リチャーズ「『ハロウィン』の時は8歳で、わけも分からず演じていた」
本作は、1978年に第1作が製作されて以来、人気を博しているホラー映画『ハロウィン』シリーズの続編。40年におよぶローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)らと“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズの因縁の戦いが、再び繰り広げられる。
全米では、日本公開に先がけて10月15日より公開がスタート。公開3日間で5035万ドル、日本円にして50億円超えとなるオープニング成績を叩き出し(Boxofficemojo調べ)、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を抑えて首位デビューを飾った。また、2021年公開のホラー映画としては『クワイエット・プレイス破られた沈黙』の4754万ドルを超え、ナンバー1ヒットのホラー映画となっている。
本作は『ハロウィン』(18年)の続編だが、前作と大きく異なる点は、1978年版『ハロウィン』に登場したオリジナルキャストが再集結することだ。今回解禁された映像にも、カイル・リチャーズ演じるリンジー・ウォレスをはじめ、マリオン・チェンバース、ブラケット保安官、そしてローリー・ストロードが登場。それぞれを演じた役者たちが初代『ハロウィン』の製作当時のことを回想する。劇中と同じように40年の歳月を経て語られる、感慨深い映像となっている。
「『ハロウィン』の時は8歳で、わけも分からず演じていた」と語るカイルは、1978年版『ハロウィン』ではベビーシッターのアニーとともに、家でお留守番をする少女を演じた。「映画を見て衝撃を受けたわ」と幼い頃の記憶を掘り起こしている。
続けて「若い役者がいい役に恵まれて幸運だった」と話すのは、マリオンを演じたナンシー・スティーヴンス。のちに『ブギーマン』(81年)、『ハロウィンH20』(98年)にも出演することになる彼女は、自身のキャリアの原点となった『ハロウィン』をしみじみと振り返る。
映像内には「40年前…」「あなたを抱っこしたわよね。おいで」とジェイミーがカイルを抱き上げる感動的な一幕も。78年版を模したこの行動に、まわりは拍手と笑顔で応えている。
またブラケット保安官を演じたチャールズ・サイファーズからは「1978年の『ハロウィン』は3週間で撮影した」というエピソードも飛び出している。さらに最後には、カイルが「ローリーとハドンフィールド全体が一丸となるの」「まず奴を捕まえる」とオリジナルキャストの決起を予感させる言葉を残し、映像は締めくくっている。
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