「ゴルゴ13」が海外での実写映画化に向けて動き出したとリイド社が発表！

2011.09.13

日本でも、高倉健と千葉真一主演で2度に渡って実写映画化された、さいとう・たかをの人気コミック「ゴルゴ13」が、海外での実写映画化に向けて動き出したことを、単行本を発行するリイド社が発表した。

同作は、年齢、国籍、経歴をはじめ、一切が謎に包まれながらも世界を舞台に活躍。どんな困難な依頼でも、引き受けたからには必ず成功させる超A級スナイパー・ゴルゴ13の活躍を描いた人気劇画。1968年に始まった小学館ビッグコミックでの連載は43年目を迎え、リイド社発行の単行本は現在162巻、シリーズ累計発行部数が2億部を超える人気シリーズだ。

今回、発表となった実写映画化に関しては、リイド社がフィロソフィア株式会社の仲介により、米国Davis Films社と映画化権オプション契約を締結した段階。監督やキャスト、脚本がどうなるかについては、まだ明らかにされていない。

Davis Films社は『サイレントヒル』や『バイオハザード』など、日本のコンテンツを数多く映画化し、成功を収めている世界トップの独立系製作会社の1つ。今まで40作品以上の映画製作の実績を持ち、最近では『バイオハザードIV アフターライフ』や、テリー・ギリアム監督作『Dr.パルナサスの鏡』を手がけている。

今回のライセンス契約にあたってプロデューサーのサミュエル・ハディダは「我々は、今でも信じられないほど、この素晴らしい原作を大きなスクリーンに持ってくるチャンスに興奮している。私は長い間、さいとう・たかを氏を最高の劇画作家の1人として尊敬してきた。我々はこれから、彼のスタイルとこの素晴らしいキャラクターを全世界の観客に提供することを楽しみにしている」と語っている。