『明け方の若者たち』北村匠海演じる「僕」の新場面写真公開
”妄想ツイート”が話題となったウェブライター・カツセマサヒコの青春恋愛小説を、北村匠海主演で映画化した『明け方の若者たち』が、12月31日に公開される。このたび、11月3日の誕生日で24歳を迎えた北村匠海の新たな場面写真が一挙に公開された。
公開された場面写真は、北村演じる「僕」が大学の教室で一人イヤホンで音楽を聞く姿や、大学卒業を控えた中で開催された“勝ち組飲み会”で写真を撮るも一人だけ馴染めていない様子のショット、やがて新入社員として配属された部署で緊張した表情を浮かべる姿に加え、髪をアップにしてすっかり大人になった表情の「僕」まで、時系列を追って成長していく様子がわかる4枚。さらには、冒頭に掲げた、誕生日を迎えた北村にぴったりの誕生日ケーキを持ったカットも。
今回、北村に主演をオファーをしたのは、松本花奈監督。2人は、映画『鈴木先生』(13年)で共に役者として共演している。松本監督は、今回のオファーの理由について次のように語る。
「『僕』は、原作を読んでいてもつかみどころがないキャラクターでした。何者かになろうとしているけど、結局何者にもなれない。何者になりたいかがわからない。段々とそれが分かってきて、諦観し出す。でも、最後にはまた前を向けるようにもなる。北村さんは、そういった諦観と、僅かな光のようなものとどちらも表現できる方だと思いオファーしました」
理想と現実の狭間で揺れ動く20代を描く青春映画
本作品は、「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」。そんな16文字から始まった、主人公「僕」の5年間を描く。
明大前で開かれた退屈な飲み会で出会った「彼女」(黒島結菜)に一瞬で恋をした「僕」は、本多劇場で見た舞台、「写ルンです」で撮った江ノ島、ふたりのために買ったセミダブルベッド、フジロックに対抗するためにした旅など、世界が「彼女」で満たされる。
一方で、社会人になった「僕」は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車、夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが救いだったあの頃。人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚だ。
『明け方の若者たち』は、12月31日に公開される。
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