今年で55回目を迎えるロンドン映画祭が、10月12日〜27日までの日程でいよいよ開催される。毎年300本以上の作品が上映され、映画ファンのみならずロンドンっ子たちも毎年開催を待ち望んでいるイギリス最大の映画祭だ。
今回のオープニングでは、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、アンソニー・ホプキンスといった豪華俳優が共演したフェルナンド・メイレレス監督の「360（原題）」を上映。そしてクロージングを飾るのは、オープニングに引き続きレイチェル・ワイズが主演を務めたテレンス・デイヴィス監督の「The Deep Blue Sea（原題）」といずれも話題作が揃った。
そのほかにも各国の話題作が数多く上映されるなか、邦画も6作品の上映が決定。まずは、まもなく日本でも公開される作品のなかから、海外で高い人気を誇る三池崇史監督の『一命』と、今、最も注目されている若手監督・石井裕也の『ハラがコレなんで』。そして、既に公開されて話題となった『マイ・バック・ページ』や『デンデラ』、『奇跡』、さらにアニメからも新海誠監督の『星を追う子ども』といった幅広いラインナップ。現地ではそれぞれどのような反応があるのか気になるところだ。
来年のロンドンオリンピックに向けて、これからますます注目が集まるロンドン。まずは映画でロンドンが熱く盛り上がることになりそうだ。
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